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 世界有数のスポーツデータ提供企業の米STATSは、米プロバスケットボールリーグNBAのオーランド・マジックと、同社が開発した新しいスポーツ向けAI技術「AutoSTATS」の独占的な使用契約を結んだ。2019年2月25日に発表した。オーランド・マジックはこの技術をNBAで唯一使えるチームとなる。

放送映像からAutoSTATSでサッカーの試合をトラッキングしている様子。試合は昨年のサッカーW杯のドイツ対スウェーデン戦
放送映像からAutoSTATSでサッカーの試合をトラッキングしている様子。試合は昨年のサッカーW杯のドイツ対スウェーデン戦
(図:STATS)
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 STATSは世界最大級のスポーツ産業関連のカンファレンス「MIT Sloan Sports Analytics Conference(SSAC) 2019」(米ボストンで3月1~2日開催)で、自ら「革新的」と位置付ける同技術の詳細を説明した。

 AutoSTATSの特徴は、アリーナやスタジアムにあらかじめ設置されたトラッキング専用のカメラを使わなくても、放送用の映像からトラッキングデータを取得できる点。つまり、これまでのトラッキングシステムに付きまとっていた、会場やコストの制約を取り払える。

 オーランド・マジックはドラフト候補となる大学の選手の放送映像をAutoSTATSを使って分析したり、選手の評価や意思決定のプロセスを改善したりするために活用するとしている。