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 スマートバス停の実証実験が、日本各地に広がっている。スマートバス停はディスプレーと通信端末を備え、バスの運行状況や時刻表、地域の情報や広告などを表示する。ダイヤ改正時の時刻表の更新も瞬時に可能で、印刷物の時刻表をバス停ごとに人手で貼り替える膨大な手間を省くことができる。

 交通分野の展示会「交通インフラWEEK 2019」(TECHNO-FRONTIER 2019の同時開催展示会として、2019年4月17~19日、幕張メッセで開催)では、両備ホールディングスのソレックスカンパニー(岡山県岡山市)が、バス停への電源敷設が不要なスマートバス停を展示した。地方に多い、電源設備を持たないバス停にも導入しやすくしたものだ。太陽光発電と蓄電池によって電源を供給する。ディスプレーには、液晶テレビに比べて桁違いに消費電力が低い、電子ペーパーや反射型カラー液晶パネルを採用した。

 まず両備グループのバスが走る岡山県で実証実験を進め、今後は沖縄県や北海道へと実証実験の場を広げていく考えだ。暑さ、寒さの厳しい環境や、湿度の高い環境、日照時間の短い環境など、さまざまな環境での利用について検証し、スマートバス停の導入を加速させる考えだ。

スマートバス停の展示
スマートバス停の展示
(撮影:日経 xTECH)
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