多くの人にとってのルーティンである調理は、実はさまざまな課題の“温床”でもある。以前おいしくできた料理の調理時間を忘れて失敗してしまったり、調理中のフライパンから目を離している隙に火が出そうになったり・・・。
調理家電のIoT(Internet of things)化によるイノベーションである「スマートキッチン」の注目度が世界的に高まるなか、フィンランドのベンチャー企業Saferaは、調理における課題解決を目的としたIoTデバイス「Safera Sense」を開発した。
同社は、スペインのアンダルシア州ウェルバで開催された報道関係者向けのイベント「IFA Global Press Conference(IFA GPC)2019」(主催:ドイツMesse Berlin、2019年4月25日から28日)で同装置を初公開。2019年9月に欧米で発売予定で、価格は149ユーロ/ドルとしている。