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 日常生活で毎日のように利用するディスプレー。家の中のテレビ、オフィスで使うパソコン、いつでもどこでも持ち歩くスマートフォン、自動車や鉄道車両のモニター、街中で目にするデジタルサイネージなど、ディスプレーの利用シーンはどんどん広がっている。

 このようにディスプレーが生活の様々な場面に浸透してきたのは、大量生産によるコストダウンとともに、表示性能の改善や向上が進んだことで、色々な使い方ができるようになったからだ。大画面化や薄型・軽量化、高画質化など性能向上の飽くなき追求が、10兆円規模を超える現在のディスプレー産業の隆盛をもたらした。

 それでは、ディスプレー技術は今後どう進化し、我々のライフスタイルをどのように豊かにしてくれるのか――。ディスプレーの将来像について、米国サンノゼで開催中のディスプレー分野最大の学会「SID 2019」の基調講演で韓国サムスンディスプレー(Samsung Display)のJinoh Kwag氏(EVP, Display Research Center)が展望した(図1)。

図1 基調講演の会場の様子
図1 基調講演の会場の様子
(撮影:日経 xTECH)
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