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 佐治氏は「乗客の安全をつかさどる最も重要なプレーヤーは、地域のバス・タクシー事業者。SBドライブは『黒子』としてシステムを提供していきたい」と話す。同社の自律走行バスを導入する企業に対しては、遠隔地から乗客をサポートするオペレーターの教育、地元の修理業者への車両保守教育なども含め、バス事業者が従来のバス運行と変わらない体制で運営できるような提供方法を目指している。

フランスのハンドルなし車両「NAVYA ARMA」を使ったビジネスモデル
フランスのハンドルなし車両「NAVYA ARMA」を使ったビジネスモデル
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 講演で紹介したデモ映像では、段差を補助するスロープを乗客同士が助け合いながら設置する様子に触れ、「スロープは自動じゃないのかと言われたりもするが、何もかも技術で実現していたらキリがない。コストも下がらない。たとえ不完全でも今ある技術を使いこなして助け合うことが大切」(佐治氏)と強調。「自動運転は手段にすぎない」と繰り返した。