PR

 我々が示す「次世代のIoT(Internet of Things)」はこれだ──。ソフトバンクは2019年7月18日、法人向けイベント「SoftBank World 2019」で同社のIoTの最新事例を紹介した。大規模なデータをリアルタイムに処理し、世界の先端技術を取り込んで顧客や社会の抱える課題を解決に導く。

 ソフトバンクは、スマートシティー全体の設計からIoTを導入して展開していくプロジェクトに携わる機会が増えているという。そこで高まっているのが、大規模なデータをリアルタイム処理するニーズだ。これまでは単独かつ小規模のデータ処理だったが、今後は、複数で膨大、かつリアルタイムによるデータ処理が必要不可欠となるという。

 そこで、ソフトバンクは米ヴァンティック(VANTIQ)と資本・業務提携し、同社のリアルタイム・イベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォームを採用。ソフトバンクのIoTプラットフォームと連携させ、スマートシティーで生じる大規模なデータを、リアルタイムで処理できるIoTサービスの提供を実現する。

* イベント・ドリブン イベント(利用者の操作や他のプログラムが実行した処理など)に応じて、リアルタイムに解析や処理などを行う仕組みのこと。

 ヴァンティックの開発プラットフォームは、ルールエンジンのルールの部分(取得したデータをどのアプリケーションサーバーに割り当てるか、データのしきい値をどのように設定するか)に関して、プラットフォーム上できちんとルール化した上で、簡単に実装できる環境を構築する。

 これまではIoTのデータをいったんデータベースにため、それからデータを見て判断して、価値に換える、あるいは別のアプリケーションで価値化する方法が一般的だった。これに対し、ヴァンティック開発プラットフォームを使えば、データをためずに、データの流れを見ながらルールに基づいてデータを振り分けたり、判断したりすることが可能になる。ヴァンティックの開発プラットフォームを導入した企業は、アプリ開発の工数を1/10に削減できるという。

次世代のIoTについて解説するソフトバンクの社員
[画像のクリックで拡大表示]
次世代のIoTについて解説するソフトバンクの社員
ソフトバンクIoT & AI技術本部IoT戦略部IoT企画課の古野雅人氏(右)、同アライアンス課の神谷義孝氏(左)。(写真:日経 xTECH)

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料