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 ドイツ・アウディ(Audi)は、オフロード車の未来を示すコンセプトカー「AI:TRAIL quattro」を「フランクフルトモーターショー2019」(IAA 2019、一般公開日:2019年9月14~22日)のプレスデーで公開した(リリース)。

「AI:TRAIL」
「AI:TRAIL」
(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
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 同社は自動運転に対応した未来の電気自動車(EV)コンセプトを用途別に出し続けている。2017年のフランクフルトモーターショーで公開した「Aicon(AI:CON)」は長距離の移動を想定したものだった(関連記事)。

AI:TRAILの隣に展示した「AI:CON」
AI:TRAILの隣に展示した「AI:CON」
(撮影:日経Automotive)
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 2018年に発表した「PB18 e-tron (AI:RACE)」はレース向けである。

AI:TRAILの隣に展示した「AI:RACE」
AI:TRAILの隣に展示した「AI:RACE」
(撮影:日経Automotive)
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 2019年の上海モーターショーで公開した「AI:ME」は、都市部での移動に焦点を当てた(関連記事)。

AI:TRAILの隣に展示した「AI:ME」の内装
AI:TRAILの隣に展示した「AI:ME」の内装
(撮影:日経Automotive)
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 今回のAI:TRAILは、大自然の中を走るオフロード用途を想定する。

IAAで記者会見するアウディ会長のブラム・ショット(Bram Schot)氏
IAAで記者会見するアウディ会長のブラム・ショット(Bram Schot)氏
(撮影:日経Automotive)
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 コックピットにはディスプレー類がほとんどなく、ステアリングコラムに立てたスマホがHMI機能を担う。

AI:TRAILのコックピット
AI:TRAILのコックピット
(撮影:日経Automotive)
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 ディスプレーの代わりにキャビンをガラスで取り囲み、全方位の視界を確保した。特にサイドウインドーは縦方向の視野が広く、地面付近も見渡せる。

全方位の視界を確保
全方位の視界を確保
(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
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 4つのモーターで各ホイールを駆動する。最高出力は320kW、最大トルクは1000N・m。レベル4の自動運転に対応する。

 航続距離はWLTPモードで400〜500km。オフロード走行時も250kmを確保できるため、充電ステーションの少ない地域でも利用できるとする。

 車両寸法は、全長4150×全幅2150×全高1670mm。最低地上高は340mmで、水深500mmの浅瀬を走行できる。車両質量は1750kg。

 直径850mmのタイヤには、空気圧調整機能がある。光学センサーとESC(横滑り防止装置)が連携して路面の状態を検出し、それに応じてタイヤの空気圧を調整する。