世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスの国際見本市「IFA 2019」が2019年9月6日~9月11日にかけて、ドイツのベルリンで開催された。イベントの模様をリポートする。
IFA 2019
2019年9月6日~9月11日、ドイツのベルリンで開催
目次
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8Kより空調や美容、パナソニックがテレビの代わりに欧州市場で期待するもの
パナソニックの家電事業トップが語る(後編)
ドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の家電見本市「IFA 2019(2019年9月6~11日)」。今では大きな話題になることは少ないが、大手家電メーカーの展示ブースの主役の1つは、やはり「8Kテレビ」だった。
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パナソニック「世界1位の製品増やす」、白物家電にもグローバルモデルの波
パナソニックの家電事業トップが語る(前編)
「これからの家電事業では世界1位の製品をどれだけ作れるかにチャレンジしたい」。こう語るのはパナソニックの家電事業のトップである品田正弘氏(同社 常務執行役員 アプライアンス社 社長)である。
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「日本のイノベーション」をドイツIFAの幹部はどう見たのか
今回の「IFA 2019」(ドイツ・ベルリン、2019年9月6~11日)において日本関連で最大の話題は、スタートアップ企業が集まるコーナー「IFA NEXT」に初めて導入された「IFA NEXTグローバル・イノベーション・パートナー」に、日本が選ばれたことだ。
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セカンドディスプレーも搭載、LG電子がスマホ「2画面化ケース」の新モデル
韓国LG Electronics(LG電子)は「IFA 2019」(ドイツ・ベルリン、2019年9月6~11日)に、スマートフォン(スマホ)を2画面化する専用ケースの新モデルや、Androidスマホの新製品「LG G8X ThinQ」を展示した。
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ヘッドホン志向強い若者振り向かせたい、ソニーがスピーカーで画期的提案
ソニーが「IFA 2019」(ドイツ・ベルリン、2019年9月6~11日)で発表したニアフィールド・パワードスピーカー「SA-Z1」には、現在のオーディオのトレンドを大きく変えようという野望が秘められている。
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異なる言語の話者同士が自然な会話、中国ベンチャーのイヤホン型翻訳機
40種類の言語に対応するイヤホン型翻訳機「WT2 Plus Translator Earbuds(WT2 Plus)」が、「IFA 2019」(2019年9月6~11日、ドイツ・ベルリン)の技術系スタートアップが多く集まった「IFA Next」に展示された。中国・深センのスタートアップTimeke…
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「消した時に美しいテレビ」 パナソニックが透明ディスプレー使った新提案
世界的にテレビ画面の大型化が急速に進んでいる。大画面は映像を映している時は感興(かんきょう)が高いが、電源がオフの状態では、単なる大きな黒い四角い物体となる。これはインテリアとして不格好で“目のノイズ”である。画面が大きくなればなるほど、電源オンとオフ時の環境的な美しさの差が大きくなるのである。
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ソニーのカメラ事業、欧州での絶好調を導いた前会長・平井氏の言葉
ソニーのデジタルカメラが、欧州市場で奮闘している。既にミラーレス一眼カメラ市場では世界トップの地位を長年キープし、2018年に「フルサイズカメラ」(35mmフルサイズのセンサー搭載機種)で初めて世界首位のシェアを獲得した。なぜ、欧州市場で好調なのか、その秘密は何か。
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衣服のダメージ18%減、2万データが生んだLG電子の洗濯機AI
2019年の世界出荷でテレビのみならず、スマートフォンも登場以来、初の「マイナス成長」が予測される中、堅調なのが“白物家電”とも言われる生活家電だ。
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ヘッドホンで「立体音響」実現したソニー、スマホで頭部伝達関数を取得
ソニーが2019年の「CES」で発表した、一般ユーザー向けのイマーシブサラウンドフォーマット「360 Reality Audio」。没入感のある立体音響を実現する技術だが、今回の「IFA 2019」(ドイツ・ベルリン、2019年9月6~11日)ではスマートフォン(スマホ)のアプリであらかじめユーザ…
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ARで写真が動き出す、あのコダックがスマホ連携プリンター
コダックブランドの持ち運びできるスマートフォン(スマホ)用のプリンター「KODAK SMILE Instant Digital Printer」が「IFA2019」(2019年9月6日~11日、ドイツ・ベルリン)で展示された
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画質で液晶の反撃なるか、パナや中国勢が見せた高コントラストの「デュアルパネル」
ディスプレーの画質では、自発光型の有機ELパネルに多くのファクターで優位性が認められて久しい。しかし、ディスプレーパネルの世界はサバイバルを掛けて、かつてデファクト(事実上の標準)を取ったパネルが反撃に出るという事が繰り返し起きている。
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有名アーティストのライブ演奏を自分の楽器で再現、ヤマハが技術展示
ビートルズのリンゴ・スターのドラム演奏を自宅の楽器で再現……。近い将来、こんな夢を実現可能にする技術「Real Sound Viewing」を、ヤマハが「IFA 2019」(ドイツ・ベルリン、2019年9月6~11日)で披露した。展示会で公開するのは今回が初めてだ。
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遠隔レッスンでドイツ人も踊れる、凸版印刷の5G対応「イマーシブ盆踊り」
ドイツ・ベルリンで開催されている「IFA 2019」(2019年9月6~11日)に設けられた、最先端技術を集めた展示ホール「IFA Next」。今年は日本が初めての「ホスト国」に選ばれ、スタートアップを中心に日本企業が20社ほど出展している。
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IFA2019の会場で見つけた!日本で発売してほしいスマホ3機種
2019年9月6日から11日にかけて(現地時間)、ドイツのベルリンで世界最大級の家電展示会「IFA2019」が開催されている。主要メーカーによる「日本発売未定」の最新モデルにいち早く触れることができた。その中から、筆者が「日本で発売してほしい」と思った3モデルを紹介しよう。
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市場に一番乗り、ファーウェイ「5Gモデム内蔵プロセッサー」の実力
中国ファーウェイ(華為技術)は2019年9月6日、「IFA 2019」(2019年9月6~11日、ドイツ・ベルリン)の基調講演で、子会社のハイシリコンが設計した5Gモデムを内蔵したスマートフォン(スマホ)用アプリケーションプロセッサー(SoC)「Kirin 990 5G」を発表した。
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悩み多き「薄毛」改善家電も、パナソニックが美容コンセプトを‟近未来の主役“に置いた理由
パナソニックは、「IFA2019」(2019年9月6日~11日、ドイツ・ベルリン)で、将来の美容家電やそのサービスを展示したコンセプトブース「Balance of Being」を披露した。
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「20年には普及価格のスマホも5G対応に」、クアルコム社長が宣言
「5G(第5世代携帯電話)への移行は、これまでのどの世代よりも早く進んでいる。4Gのサービスが開始された年は世界で携帯電話事業者が4社しか対応しなかったが、5Gでは既に20以上が参入している。端末も当社の5G対応チップセットを使って世界の150社以上が設計している」
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撮影前後のミスショットを画面に通知、ソニーモバイルの最新スマホ「Xperia 5」
ソニーモバイルコミュニケーションズは2019年9月6日からドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2019」に合わせて、Androidスマートフォン(スマホ)の新製品「Xperia 5」を発表した。
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レノボが4眼カメラ搭載で500ユーロ切る高コスパのスマホ
中国レノボは2019年9月5日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催されている「IFA 2019」に先駆けてプレスカンファレンスを開き、モトローラブランドのスマートフォン(スマホ)や、音声アシスタント対応のスマートディスプレー「Yogaシリーズ」などのPC新製品を発表した。