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 「MDI 1は単体の閉じたシステムだったが、コネクティッドカーをベースとしてつながった状態を作るとなると、いろいろなところと連携する必要があるそうすると、システムを作る前に全体をつないで何をどうやるのかという全体の業務設計を描く力が非常に大切になってくる。そこが大きな課題だ」。

 もう1つ重要なのが「システム開発・運用・保守の効率化」だ。

 「20年ほどかけて商品開発の効率化・自動化を進めてきたが、足元のITシステム開発を見ると、システム開発も運用、保守も人手が中心になっている。ここを今後、自動化していきたい。保守のパターンを分析してAIで自動化することで、その人員を新しいところにシフトしていくなど、ITメーカーの協力を得ながら進めているところだ」。

AIやエッジコンピューティングなどがカギを握る

 続いて独シーメンス ファクトリーオートメーション 海外営業担当シニアディレクターのサッシャ・メヌル氏が、同社の製造デジタル化の状況を説明した。

独シーメンス ファクトリーオートメーション 海外営業担当シニアディレクターのサッシャ・メヌル氏
独シーメンス ファクトリーオートメーション 海外営業担当シニアディレクターのサッシャ・メヌル氏
(撮影:安蔵靖志)
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