全1101文字
PR

 ダイハツ工業は新しい小型車用プラットフォーム(PF)を開発し、その搭載車を2019年内に日本で発売する。独自の設計方針に基づく新しいPFで、軽自動車用に続く第2弾。全長4m以下の小型車を主な対象とし、親会社のトヨタ自動車を含めて、「Aセグメント」に位置する車両の中核PFにする。

新しいSUVの外観
[画像のクリックで拡大表示]
新しいSUVの外観
(撮影:日経 xTECH)

 2019年10月23日から開催した「東京モーターショー」で、新PFを採用した新しいSUV(多目的スポーツ車)を披露した。「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」と呼ぶ新しい設計方針を反映する。2019年7月に「タント」から投入した軽自動車用PFに続くもので、ダイハツはAセグメント車のPFと位置付ける。

 新型SUVは5人乗りで、車両寸法は全長3995×全幅1695×全高1620mm。自動車メーカーによっては、「Bセグメント」に位置付ける寸法である。軽量化にこだわり、新SUVの車両質量は980kgに抑えた。

 前部エンジン・前輪駆動(FF)車で、排気量1.0Lの直列3気筒ターボガソリンエンジンと無段変速機(CVT)を組み合わせる。最高出力は72kW(6000rpm)、最大トルクは140N・m(2400~4000rpm)に達する。

 まずは日本で発売し、その後に海外で発売するとみられる。ダイハツ社長の奥平総一郎氏は、海外販売について「今後考える」と話した。

運転席付近
[画像のクリックで拡大表示]
運転席付近
(撮影:日経 xTECH)

 ダイハツは2017年、トヨタと「新興国小型車カンパニー」を設立した。同カンパニーで、全長4m超の「Bセグメント」と位置付ける小型車PFを開発する。新興国で販売する車両への採用を想定。トヨタが2020年2月から小型車「ヤリス」で採用するBセグメントの新PFは、先進国用として使い分ける。