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 「2019国際ロボット展」(2019年12月18日~21日、東京ビッグサイト)初日の18日に開催されたイベント「Tokyo Robot Collection 未来は東京で創られる」をリポートする。東京都の先端テクノロジーショーケーシング事業「Tokyo Robot Collection」の各実証実験の検証結果報告と、登壇者を交えサービスロボットの社会実装に向けた課題を議論するパネルが開催された。

東京都の小川祥直氏
東京都の小川祥直氏
戦略政策情報推進本部 戦略事業担当部長(写真:安蔵康志)
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NTTデータ経営研究所の三治信一朗パートナー
NTTデータ経営研究所の三治信一朗パートナー
(写真:安蔵康志)
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 Tokyo Robot Collectionはサービスロボットの社会実装促進とロボットによる新しい社会実装モデルのショーケース化を目指した実証実験。ロボット単独の技術実証ではなく、「実用シーンに近い形で複数のロボットが連動しながら実証を行い、人間とロボットの共存に向けた課題を洗い出すことを目的としている」と、冒頭に登壇した東京都の小川祥直氏(戦略政策情報推進本部 戦略事業担当部長)は説明する。

 この事業を東京都から受託したNTTデータ経営研究所 パートナーの三治信一朗氏は「ロボットなど先端技術の実装は少子高齢化など課題先進国の日本をより楽しく明るく見せるきっかけ作りになる」と話す。こうした考えから、「JR品川駅」「竹芝客船ターミナル」「丸の内中通り」「大手町ビル」「羽田空港第1ターミナル」の5カ所で、案内業務、飲食などのサービス提供、農作物の搬送、施設管理、警備と案内業務をロボットで支援する実証実験が行われた。