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 米オムニビジョン(OmniVision Technologies)は、米ラスベガスで1月7日より開催の「CES 2020」に合わせて、イメージセンサーや画像処理プロセッサー、カメラモジュールの新製品を発表した。いずれも、CES会場近くの同社のホテルスイートに展示・デモンストレーションされている。

 まず、4K2K解像度の監視カメラに向けた、11.3M画素のCMOSイメージセンサー「OS12D40」である(ニュースリリース)。画素寸法は1.404μm×1.404μm。アクティブ領域は4512画素×2512画素。4セルBayer配列のカラーフィルターを備えたイメージセンサーで、リモザイク処理や3回露出のHDR処理を行う回路をチップ上に集積している。同社によれば、3回露出のHDR処理は、競合が使うスタッガードHDR処理に比べて低照度環境で優位だとする。また、同社の「PureCelPlus-S」アーキテクチャーを採ることで、明暗比が大きなシーンでも高度なHDR処理が可能だという。

 新製品は最大解像度(4512画素×2512画素)の4Kモードでは、60フレーム/秒のビデオ出力が可能。4セルビニングのフルHD(1080P)モードでは、最大240フレーム/秒の出力が可能である。対応するレンズのCRA(Chief Ray Angle)は8.7度、レンズフォーマットは1/2.49インチで、広角撮影も十分可能と同社は説明している。新製品はファンアウト型のCSWL(Chip Scale Wafer Level)パッケージ封止で、大きさは約8.5mm×8.5mmである。現在、サンプル出荷中。

「OS12D40」の機能ブロック図と外観。OmniVisionのイメージ
「OS12D40」の機能ブロック図と外観。OmniVisionのイメージ
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