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 米クアルコムテクノロジーズ(Qualcomm Technologies)は、CES 2020の開催に合わせて、多数の発表を行っている。すでに記事として報告した自動運転車向けのエレクトロニクス系プラットフォーム「Snapdragon Ride Platform」だけでなく、移動通信を使う「C-V2X(Cellular Vehicle-to-Everything)」のプラットフォームや車載ICの新製品に加え、クルマ関連で結んだ提携なども発表した。以下で、発表のポイントを簡単に紹介する。

クルマ関連事業で注力する4つのエリアを紹介する、米QualcommのPresidentであるCristiano R. Amon氏。同社の写真
クルマ関連事業で注力する4つのエリアを紹介する、米QualcommのPresidentであるCristiano R. Amon氏。同社の写真
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 まず、C-V2Xのプラットフォーム。C-V2XはWiFiベースのV2Xに比べて長距離通信が可能なことが特徴である。移動通信方式としては、4Gはもちろん5Gが有力視されており、Qualcommとしては力が入る。今回、路側機向け(RSU:Roadside Unit)と、車載機向け(OBU:On-board Unit)の2つのC-V2Xリファレンスプラットフォームを発表した(ニュースリリース1)。どちらにも、C-V2X用アプリケーションプロセッサーSoCの新製品「Snapdragon 2150」が搭載されている。

C-V2Xの広がりをアピールする、米QualcommのPresidentであるCristiano R. Amon氏。同社の写真
C-V2Xの広がりをアピールする、米QualcommのPresidentであるCristiano R. Amon氏。同社の写真
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 同社は、Snapdragon 2150の先代に当たるC-V2X用アプリケーションプロセッサーSoC「9150 C-V2X」(関連記事)の量産を2018年に開始した。同社によれば、このSoCを使ったモジュールを11社が製造、12社を超えるRSUメーカーがこれらのモジュールを採用しているという。また、10社以上のティア1メーカーやアフタマーケット向けメーカーがこのSoCを使ったOBUを開発したとする。