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 米AMDは2020年1月6日(現地時間)、米ラスベガスで7日に開幕した「CES 2020」に先駆けてプレスカンファレンスを開き、薄型ノートPC向け8コアの第3世代Ryzenモバイルプロセッサーや64コアの「Ryzen Threadripper」を発表した。

第3世代のRyzenモバイルでインテルに対する優位性を強調

 プレスカンファレンスには、米AMD代表取締役社長兼CEOのリサ・スー氏が登壇。前年のCES 2019では基調講演に登壇したことを振り返り、「2019年は驚異的な1年になると話したが、2020年はそれを上回る年になるだろう」と宣言した(写真1)。

写真1●米AMD代表取締役社長兼CEOのリサ・スー氏
写真1●米AMD代表取締役社長兼CEOのリサ・スー氏
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 AMDの取り組みについて、「全てをハイパフォーマンスに賭けている。ハイエンドのCPUとGPUの両方を提供できる唯一のプロバイダーだ」(スー氏)と語り、デスクトップからデータセンターまで幅広い市場に向けた製品群や、20種類以上の7nmプロセス採用製品を挙げた(写真2)。

写真2●AMDの強みは「7nmプロセス」
写真2●AMDの強みは「7nmプロセス」
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 新製品としては、第3世代のモバイル向けRyzenプロセッサーとして、最大8コア/16スレッドの「Ryzen 4000シリーズ・モバイル・プロセッサー」を発表した。

 薄型のノートPC向けとなるUシリーズとしては、「Ryzen 7 4800U」を発表した(写真3)。8個の「Zen 2」コアを搭載したTDP15Wのプロセッサーで、前世代より15%性能が向上したという。

写真3●AMD Ryzen 7 4800U
写真3●AMD Ryzen 7 4800U
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 性能比較では、10nmプロセスのインテル第10世代Coreプロセッサー(開発コード名はIce Lake)に対し、マルチスレッド性能、クリエイター用途、電力効率などでいずれも上回ることを示した(写真4)。

写真4●インテルのIce Lakeに対する優位性をアピール
写真4●インテルのIce Lakeに対する優位性をアピール
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