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 LGディスプレイはこれまで、有機ELパネルを55型/65型/77型/88型のサイズで展開していたが、CESでは新たに48型が登場。採用メーカーではLGエレクトロニクスとソニーが48型の有機ELテレビを発表した。テレビ用の白色有機ELパネルを独占供給しているLGディスプレイが48型パネルの供給を開始し、CEメーカー側がセットに完成させた。

ソニーの48型有機ELテレビ「MASTER Series A9S」
ソニーの48型有機ELテレビ「MASTER Series A9S」
(写真:ソニー)
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 有機ELテレビはこれまでリビングルームでの高画質な大画面体験を軸に展開してきたが、48型という比較的コンパクトなサイズが加わることで、マーケティング的にも、テレビスタイル的にも、新しい時代を迎えることになる。今後は、パーソナルな大画面という切り口がテーマになるだろう。一家に一台有機ELテレビから、すべての部屋に有機ELテレビと有機ELディスプレイの時代になる。日本のJOLEDはCESのホテルのスイートで、これまでの21.6型に加え、新たに27型、32型を見せたことから、27型、32型の有機ELテレビの登場も大いに期待される。

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JOLEDが開発した印刷有機ELディスプレイ
JOLEDが開発した印刷有機ELディスプレイ
27型(上)と32型(下)をホテルのスイートで見せた。(写真:麻倉 怜士)
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 小型の有機ELは単なるテレビアプリケーションだけでなく、擬似窓として、世界各国の風景を映すというアプリケーションも考えられる。既にアトモフ(京都市)はディスプレイを縦に使う窓型のスマートディスプレイ「Atmoph Window」で人気だ。現状では液晶を使っているが、有機ELも採用したい意向だ。

 有機ELの小型化の鍵が、実は8Kディスプレイである。88型の8Kディスプレイを“4分割”すると44型の4Kディスプレイが、77型・8Kなら38.5型・4Kが、65型・8Kなら、32.5型・4Kが作れる。これからは小型の有機ELテレビが面白い。

88型の8K有機ELディスプレイ
88型の8K有機ELディスプレイ
4分割すると理論上は44型4Kテレビになる(スカイワース、8KパネルはLGディスプレイ製)。(写真:麻倉 怜士)
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