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 光学透過型ヘッドマウントディスプレー(HMD)、いわゆる「AR(拡張現実)グラス」を手掛ける中国の新興企業であるエンリアル(Nreal)は、コンシューマー(一般消費者)向けモデル「Nreal Light」を「CES 2020」に出展した。スマートフォンと接続して利用する。特徴は、本体の質量が88gと軽く、サングラスのように小型であるため、着用時の違和感が小さいこと。今回のCESでは、Nreal Light向けアプリケーションソフトウエア(アプリ)を体験可能な状態で出展した他、一般販売などについても明らかにした。

「Nreal Light」を出展
「Nreal Light」を出展
(写真:日経クロステック)
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 Nreal Lightは、USBのType-Cコネクター/ケーブルを介してスマートフォンと接続する。これにより、データのやり取りとNreal Lightへの給電を行う。現時点で接続できるのは、米クアルコム(Qualcomm)のアプリケーションプロセッサー(AP)「Snapdragon 845」以上の処理性能を備えるAPを搭載し、かつ動作確認を実施した「Android」スマートフォンである。

Nrealのブース
Nrealのブース
(写真:日経クロステック)
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「Nreal Light」をスマホと接続したところ
「Nreal Light」をスマホと接続したところ
(写真:日経クロステック)
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 Nreal Lightの連続動作時間は、4000mAhの2次電池を搭載したスマートフォンと接続した場合で約2~3時間という。視力矯正用レンズの取り付けが可能で、日ごろ眼鏡を利用している人でも着用しやすい。

 映像表示部の視野角は52°で、ARグラスでは広い部類に入る。周囲を計測して現場の地図を作成しつつ、自己位置推定を実施する「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」機能を備える。頭部の3軸の回転(ロール、ピッチ、ヨー)に加えて、3軸の直線(X軸、Y軸、Z軸)移動の距離を検出する(追跡する)「6DoF(6自由度)」に対応する。

「Nreal Light」に視力矯正用レンズを取り付けられる
「Nreal Light」に視力矯正用レンズを取り付けられる
(写真:日経クロステック)
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