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 インドの自動車市場で韓国・起亜自動車(Kia Motors)の存在感が高まっている。同社は2019年に中型SUV(多目的スポーツ車)「Seltos」でインド市場に参入したが、Seltosはこれまでに6万台売れたという。この影響で同社はインドの台数シェアでタタ・モーターズ(Tata Motors)に次ぐ第5位となった。これには競合メーカーの担当者も「衝撃を受けた」と驚きを隠さない。

 Kiaは2年前の「デリーモーターショー2018(Auto Expo 2018)」でSeltosのコンセプトカーを公開。その1年後に発売したSeltosで有名になった。これと同じことを、今回のAuto Expo 2020(2月7~12日、インド・グレーターノイダ)でも仕掛けた。具体的には、Aセグメントの小型SUVコンセプト「Sonet Concept」を公開した。2020年後半に量産車「Sonet」を発売する。

Sonet Concept
Sonet Concept
(撮影:日経Automotive)
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 Kiaのインド子会社でManaging Director&CEOを務めるKookhyun Shim氏はプレスカンファレンスでSeltosの成功に触れ、「Seltosで評価されたラグジュアリー感をSonetにも引き継ぐ」(同氏)と説明した。これまでインドの自動車市場は安価な小型車が中心だったが、最近では一部の顧客で高級なSUVへの需要が強まっている。

Kookhyun Shim氏
Kookhyun Shim氏
(撮影:日経Automotive)
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 Sonet Conceptではコネクテッド機能を持つ10.25インチのスクリーンを搭載し、OTA(Over The Air)でインフォテインメントシステムの更新を可能にした。音響システムなどにも高級品を使っている。

Sonet Concept
Sonet Concept
(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
(撮影:日経Automotive)
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 販売網の拡充にも力を入れる。Kiaはインドで265の販売店を持つが、2020年度末には300に増やす。

6万台売れたという「Seltos」
6万台売れたという「Seltos」
(撮影:日経Automotive)
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「Seltos X-Line Concept」
「Seltos X-Line Concept」
(撮影:日経Automotive)
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