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 インドの自動車市場でシェア3位のマヒンドラ・アンド・マヒンドラ(Mahindra & Mahindra)は、小型SUV(多目的スポーツ車)の電気自動車(EV)「e-KUV100」の価格を、「デリーモーターショー2020(Auto Expo 2020)」(2月7~12日、インド・グレーターノイダ)で発表した。

「e-KUV100」
「e-KUV100」
(撮影:日経Automotive)
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 価格は82万5000ルピー(1.5円/ルピー換算で約124万円)から。ただし、インドのEV補助金制度「FAME(Faster Adoption and Manufacturing of Hybrid & Electric Vehicles in India)」適用後の価格である。価格が発表されると、拍手や声援が鳴り響いた。同社は「インドで最もアフォーダブルな小型電動SUVだ」(同社)と主張している。

 航続距離は147kmで、急速充電を使うと、1時間で80%まで充電できる。都市圏での通勤や通学、買い物などの用途を想定する。最高出力40kW、最大トルク120N・m。インドの高温環境に対応するため、「電池は水冷式」(同社)という。電池は韓国LG化学(LG Chem)製で電池容量は15.9kWhと報道されている。

 e-KUV100は2年前のAuto Expo 2018にも出展されたが、今回は価格が発表され、いよいよ発売への期待が高まっている。ただ、正式な予約開始時期や納車時期については発表されなかった。3月から予約開始、4月から納車との報道がある一方で、納車は2021年に遅れるとの報道もある。

 また、インドでは急速充電インフラの整備が遅れているため、「購入するのは政府機関がほとんどで、一般庶民には広がらないのではないか」(インドの自動車関係者)との見方も出ていた。

e-XUV300は2021年発売

 同社は小型SUVのEV「eXUV300」も公開した。グローバルNCAPで5つ星を獲得した同社のSUV「XUV300」のEV版で、2021年後半に発売する。前輪駆動である。その他の詳細は発表しなかったが、電池容量は40kWh、航続距離は300kmと報道されている。

「e-XUV300」
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(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
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ラストワンマイル向け「Atom」

 同社はシェアリング向けの小型EV「Atom」を公開した。都市のラストワンマイル用途を狙う。こちらも2年前のAuto Expo 2018でコンセプトを出しているが、今回は「量産モデルを2020年後半に発売する」(同社)と発表した。

「Atom」
「Atom」
(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
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(撮影:日経Automotive)
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