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 組み込みハードウエアとソフトウエアで世界最大級の展示会「embedded world 2020」(2月25~27日、ドイツ・ニュルンベルク)が始まった。同時期にスペイン・バルセロナで開催予定だった、モバイル関連で世界最大級のイベント「MWC Barcelona 2020」を主催するGSMAが2月12日に開催中止を正式発表すると、embedded world 2020が中止になるとの噂がネットを駆け回った。

自動車での来場者が多く使う会場入り口
自動車での来場者が多く使う会場入り口
初日の午前中にも関わらず来場者が少なかった。日経クロステックが撮影
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 ここまで、embedded world 2020は開催されるか否か、ずっと危ぶまれていた。ホームページ上で主催者が「予定通り開催」とアピールし、同じ内容のEメールも数回届いた。そして、embedded world 2020はオンスケジュールで開会した。主催者側の発表では、いくつかの企業・団体が出展を見送ったものの、900社以上がブースを構えたという(関連ニュースリリース)。実際、例年のようにブースがところ狭しと並んでいる場所は少なくなかった。

例通りにブースが並ぶホールもあった
例通りにブースが並ぶホールもあった
日経クロステックが撮影
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 ただし、全体として来場者が少ないことは否めない。例年embedded worldでは、大手半導体メーカーのブースに多くの来場者が集まる。しかし今回は、その大手半導体メーカーが軒並み出展を辞退した。MWCの中止に合わせる格好でembedded world からも手を引いた大手半導体メーカーがある一方で、MWC中止が明らかになった時に「embedded worldには必ず参加」と表明しながらembedded world 開催直前に取りやめた大手半導体メーカーが複数あった。出展辞退者のブース予定地は、休憩スペースになっている場所が多い。複数の大手半導体メーカーが出展するはずだったホールは、半分近くがそのような休憩スペースという状況である。

やたらと大きい休憩スペース
やたらと大きい休憩スペース
日経クロステックが撮影
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