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 リチウム(Li)の市場価格の高騰により、蓄電池を取り巻く状況が変わろうとしています。2022年3月初頭時点で、炭酸リチウム(Li2CO3)の価格は20年末の価格の16倍を超え、まだ収束の気配はありません。ニッケル(Ni)やアルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)も大幅に値上がりしていますが、この2年で3倍弱ほど。これらの状況と比べると、Liの高騰ぶりは突出していることが分かります。

 こうした背景のもと、Li以外を用いた蓄電池技術の開発が急速に進んでいます。これまで蓄電池の関係者の間では、「リチウムイオン2次電池(LIB)以外の選択肢はない」という考えが漠然と広がっていました。そんな“LIB神話”が、ついに突き崩されようとしているのです。

 日経クロステックで報じてきた“ポストリチウム”に関連する記事の中から、国内外の主要なメーカー、サプライヤー、研究組織などの動向が分かる注目記事をピックアップしました。この分野は電池関連の話題の中でも最先端の取り組みが多く動きが激しいだけに、多くの読者が注目しました。

蓄電池の“多様化”始まる