日経クロステック/日経アーキテクチュアでは、木造2階建ての住宅の設計実務が大きく変わる2025年の法改正に注目した特集記事をまとめます。
現在、延べ面積500m2以下や2階建て以下などの条件を満たす木造住宅は、建築確認の際の構造審査が省略されています。この、いわゆる「4号特例」が、2025年の省エネ基準適合義務化と合わせて、大幅に縮小される見通しです。2階建て木造住宅は構造審査が実施されることに加えて、延べ面積300m2超の建物に構造計算を義務付ける方針です。さらに、壁量設計に用いる必要壁量の割り増しも検討されています。これらの動きに対して、今から準備しておくべき点を検証します。