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 トヨタ自動車の水素エンジン車が日本を飛び出し、世界のステージで実力を試す段階に移行する。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは2022年8月12日、水素エンジンを搭載したコンセプトカー「GR YARIS H2(GRヤリスH2)」を世界ラリー選手権(WRC)でテスト走行させると発表した。8月19日から21日にかけて開催されるWRC第9戦「イープル・ラリー・ベルギー」において、競技開始前にテストカーとして毎日1本のステージを走行するという。

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、水素エンジンを搭載したコンセプトカー「GR YARIS H2」を世界ラリー選手権(WRC)でテスト走行させる予定だ。2022年8月19日から21日にかけて開催されるWRC第9戦「イープル・ラリー・ベルギー」において、競技開始前にテストカーとして毎日1本のステージを走行するという。写真は同ラリーに参戦予定の「GR YARIS Rally1 HYBRID」(写真:トヨタ自動車)
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、水素エンジンを搭載したコンセプトカー「GR YARIS H2」を世界ラリー選手権(WRC)でテスト走行させる予定だ。2022年8月19日から21日にかけて開催されるWRC第9戦「イープル・ラリー・ベルギー」において、競技開始前にテストカーとして毎日1本のステージを走行するという。写真は同ラリーに参戦予定の「GR YARIS Rally1 HYBRID」(写真:トヨタ自動車)

 トヨタは21年5月からおよそ1年間にわたり、日本で開催された耐久レースを「実験場」として水素エンジン車の開発を進めてきた。同社が水素エンジン車を市販化する意向を示したことから、部品メーカーも動向を注視している。これまでレースで明らかになった技術課題については解決に向けて少しずつ進んでいるようだが、それでも市販化に向けては、22年6月の時点で「4合目」という。まだ乗り越えなくてはならない課題が数多くあるようだ。それだけに今回のWRCでのテスト走行は次なる課題の発見に貢献し、市販化に向けた大きな一歩となりそうだ。

 ここでは、日経クロステックで報じてきた、水素エンジン車に関連する記事をピックアップし紹介する。

トヨタの「水素エンジン車」開発

水素エンジン車を巡る動向

水素エンジン車の疑問