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 近年、「五感のデジタル化」が進んでいる。ここにきて注目度が高まっているメタバースでは、視覚や聴覚の情報を仮想空間に表現し、新たなコミュニケーションを生み出している。嗅覚の領域では、匂いを発するVR(仮想現実)ゴーグルもある。そんな中、今注目を集めているのが「味覚」である。

 味覚のデジタル化では例えば、塩味や甘味などの情報をセンシングしてデータ化し、「おいしい」と感じる味覚をデバイスで再現する技術が登場している。その他さまざまな領域で、味覚のデジタル化により人々の「食」のあり方を変える研究や技術開発が広がっている。

 ここでは、食に関する新たな技術を取り上げた記事をまとめた。記事にある塩味を強化するデバイスが実用化されれば、健康のための減塩食を今までと同じ味で楽しむことができる。味分析と味再現の技術により、ペースト状の介護食をおいしく提供できるようになる。記事を読んで、食の新たな可能性を感じてもらいたい。