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 マツダは2022年11月22日、2030年に向けた電動化戦略を公表した。EV(電気自動車)比率を従来(2021年6月公表)の25%から、25~40%と上方修正した。日本国内のEV生産向けにパートナーからの電池調達を強化するほか、電池生産への投資も視野に入れる。

 社長の丸本明氏は「規制動向や顧客の需要によりEV比率の予想を高めた。ただ、EV比率が上がるといっても、内燃機関の比率は依然として60~75%ある。内燃機関を軽視しているわけではない」とコメント。強みのある内燃機関を活用しながら、スムーズにEVの流れに乗っていくとの姿勢を示した。

2030年までの取り組みを3段階(フェーズ)に分けた
2030年までの取り組みを3段階(フェーズ)に分けた
フェーズ1(2022~24年)、フェーズ2(2025~27年)、フェーズ3(2028~30年)(出所:マツダ)
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フェーズ1(2022~2024年)
フェーズ1(2022~2024年)
本格的な電動化時代に向け、開発・生産領域の技術開発を強化する。これまでの、米国工場や電動化の技術資産、ラージ商品群などへ投資してきた資産を最大限活用し、財務基盤を強固にする(出所:マツダ)
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フェーズ2(2025~2027年)
フェーズ2(2025~2027年)
この時期は、世界各国・地域の環境規制が厳しくなるため、電動化が進む。ハイブリッド車を含む内燃機関(エンジン)搭載車で収益を上げ、財務基盤を維持・強化しながら、本格的な電動化時代へ備える。これまで積み重ねてきた、技術資産を使った「新しいハイブリッドシステム」を導入する。電動化が進む中国市場で、EV専用車を導入するほか、世界でEVの導入を始める(出所:マツダ)
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