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 5G(第5世代移動通信システム)は、携帯電話サービスを支える移動通信システムの最新世代である。文字通り第5世代に当たる。

 移動通信システムの仕様は標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)が決めている。

超高速・超低遅延・多接続が特徴

 5Gの主な特徴は高速・大容量(eMBB:enhanced Mobile BroadBand)、低遅延・高信頼性(URLLC:Ultra-Reliable and Low Latency Communications)、同時多数接続(mMTC:massive Machine Type Communications)の3点だ(PICT1)。まとめて「超高速・超低遅延・多接続」などと言う場合もある。

PICT1●5Gは高速・大容量で低遅延
PICT1●5Gは高速・大容量で低遅延
(イラスト:なかがわ みさこ)
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 仕様において、速度は20Gビット/秒、遅延は1ミリ秒、同時多数接続は1km2当たり100万台が要求条件として挙げられている。分かりやすいのは高速・大容量だが、これは4Gまでの延長線上にある仕様である。5Gで特徴的なのは低遅延・高信頼性と同時多数接続だ。前者はリアルタイム性の高いアプリケーションにおいて、後者はネットにつながった多数のデバイスを制御するIoT(Internet of Things)において有用だ。