全1556文字

OSからWebサービスまで様々

 APIには様々な種類があり、多くのプログラムがAPIを用意している(PICT2)。

PICT2●様々なAPIが公開されている
PICT2●様々なAPIが公開されている
(イラスト:なかがわ みさこ)
[画像のクリックで拡大表示]

 例えばWindowsには「Windows API」がある。Windowsで動作するアプリケーションがWindows OSの機能を利用するためのAPIである。Windows APIを使えば、OSが備える機能をアプリケーションに実装する必要がない。Windowsアプリケーションを開発する際には欠かせないAPIである。

 広く普及しているHTTPを使ってネットワーク経由でデータをやりとりするAPIもある。そのようなAPIを特に「Web API」と呼ぶ。やりとりするデータの記述にはXML(eXtensible Markup Language)やJSON(JavaScript Object Notation)というフォーマットを使うことが多い。

 主なWeb APIには「REST(REpresentational State Transfer)API」や「SOAP(Simple Object Access Protocol)API」がある。

 REST APIを用意するWebサービスの機能を使う際には、そのWebサービスのURLを指定して、仕様に従ったコマンドをHTTPで送信するだけでよい。WebブラウザーでWebサイトにアクセスするのと同じイメージだ。

 例えば自前で開発したWebサービスの画面上に地図を表示したい場合には、GoogleマップのAPIを利用する。URLの後ろに地図の座標を示す値(リクエストパラメーター)を付ければ、ある地点を示めせる。

 一方、SOAP APIはXMLを使ってデータをやりとりする。一般にHTTPを使用することが多いが、それ以外のプロトコルも利用できる。このためREST APIに比べて拡張性が高い。