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目次
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LiDARのコストは大きな課題 ほか
「LiDAR(レーザーレーダー)は、今のコストでは商用化できるレベルにない」。こう明かしたのは、日産自動車専務執行役員の浅見孝雄氏である。同社が2022年4月下旬に開いた運転支援技術の説明会で語った。
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日産の全固体電池は硫化物系 ほか
日産自動車は、2028年度の実用化を目標としている全固体電池に、固体電解質として硫化物系のLGPS(リチウム・ゲルマニウム・リン・硫黄)を使う方向で進めている模様だ。
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日野自、燃費・排ガス不正 ほか
日野自動車は2022年3月、同社が開発、製造する国内市場向けの3種類のエンジンに、排ガス性能と燃費性能の認証申請で不正があったと発表した。背景には、開発現場で性能の数値目標や開発期限が負担となっていたことや、認証における組織体制の問題があるとみられる。
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日産、ガソリンエンジン「続ける」 ほか
「ガソリンエンジンは市場のお客様やビジネスの理にかなっている限り続けていく」。日産自動車最高執行責任者(COO)のAshwani Gupta(アシュワニ・グプタ)氏は2021年度第3四半期の決算会見でこう述べた。
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「敵は炭素」国際理解に壁 ほか
日本自動車工業会(自工会)は2022年1月に会見を開き、同会長の豊田章男氏(トヨタ自動車社長)がカーボンニュートラル(炭素中立)への取り組みについて説明した。自工会は、これまで炭素中立を正しく理解することの重要性を繰り返し訴えてきた。
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軽自動車のグローバル展開が視野に ほか
「エンジンを載せ替えなくても世界で販売できる状況になってきた。軽自動車のグローバル展開は視野に入っている」。自信をのぞかせるのは、スズキ社長の鈴木俊宏氏だ。2021年12月に開催した新型軽自動車「アルト」の発表会でこう語った。
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COP26合意せず、「現実的な道に1歩」 ほか
日本自動車工業会(JAMA)は2021年11月18日に記者会見を開き、来期(22年5月~24年5月)の役員体制を発表した。会長の豊田章男氏(トヨタ自動車社長)の任期を24年5月まで再延長する。
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トヨタ不正車検、6000台超に ほか
トヨタ自動車は2021年9月、トヨタおよびレクサス販売店における不正車検問題を受けて、全国4852拠点を総点検した結果を発表した。販売店11社12店舗での不正車検が判明した。
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トヨタ、ついにEV本腰 ほか
「2030年までに車載リチウムイオン電池の生産能力を200GWh超に引き上げる準備ができた」。トヨタ自動車執行役員CTO(Chief Technology Officer)の前田昌彦氏は、21年9月に開催した電池・カーボンニュートラルに関する説明会でこう述べた。
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トヨタ、ソフト技術者1万8000人へ ほか
トヨタ自動車は、ソフトウエアやコネクテッド技術の手の内化(内製化)を加速するため、ソフト技術者をトヨタグループ全体で1万8000人に増やす。同社執行役員Chief Product Integration Officerの山本圭司氏が2021年8月の説明会で明らかにした。
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スズキとダイハツが「軽」電動化で協調 ほか
「(軽自動車が日本において、なくてはならない存在であり続けられるようにすることは、スズキ)単独では達成が難しい。ダイハツ工業も同じ思いだ」(スズキ社長の鈴木俊宏氏)─。
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アウディ、最後の新エンジン車 ほか
ドイツAudi(アウディ)は2021年6月、26年以降に発売する新型車は全て電気自動車(EV)にすると発表した。エンジンを搭載する新型車の最終モデルを25年に生産開始する予定で、33年にはエンジン車の世界販売をやめる。ただし、中国市場はこの戦略から除外する可能性を残す。
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スバル、JNCAP試験で最高点 ほか
SUBARU(スバル)が予防安全性能で巻き返した。2021年5月に発表された日本の自動車アセスメント(JNCAP)の最新の試験結果(20年度)で、同社の新型ステーションワゴン「レヴォーグ」が最高点を獲得した。同社はこれまで、JNCAPの予防安全性能試験で他社に先行を許していた。
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「炭素中立、順番を間違えるな」 ほか
「日本の自動車産業が持つ高効率エンジンとモーターの複合技術に、新しいカーボンニュートラル(炭素中立)燃料を組み合わせれば、保有車も含めた大幅な二酸化炭素(CO2)の削減が可能になる」。
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「100万人の雇用を失いかねない」 ほか
「2050年のカーボンニュートラル(炭素中立)に対応しないと、日本ではクルマを造れなくなる。その結果、自動車関連産業に従事する約550万人のうち70万~100万人の雇用が失われる可能性がある」。日本自動車工業会(JAMA)会長の豊田章男氏(トヨタ自動車社長)は21年3月の定例会見でこう指摘した。
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ホンダ新社長、「自前主義から脱却」 ほか
「これまでは必要な技術を内製すべきという考え方が強かったが、それには時間がかかる。今は時間が重要だ。アライアンスや外部の知見を使ってホンダのあるべき姿を早期に実現する」。2021年4月1日付けで、ホンダ新社長に就任する同社専務取締役で本田技術研究所社長の三部敏宏氏は、同年2月の社長交代会見でこのよ…
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台数ばかりを追求、ルノーCEOが反省 ほか
「ボリューム(台数)ばかりを追い求め、収益性にきちんと目を向けてこなかった」─。反省を口にするのは、フランスRenault(ルノー)でCEO(最高経営責任者)を務めるLuca de Meo(ルカ・デメオ)氏である。
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新型MIRAIは環境車の新しい形 ほか
トヨタ自動車は2020年12月、燃料電池車(FCV)の新型「MIRAI(ミライ)」を発売した。発表会に登壇した開発責任者の田中義和氏(Mid-size Vehicle Companyチーフエンジニア)は、2代目となる新型車を「トヨタが目指した環境車の新しい形」と紹介した。
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トヨタ実証都市、発明家が住む ほか
「子育て世代や高齢者といった社会課題を抱えた人と発明家が一緒に住む」。トヨタ自動車社長の豊田章男氏は2020年11月の決算発表会で静岡県裾野市に建設するスマートシティー「Woven City」(ウーブン・シティ)について、このように説明した。
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9割超が“手放し運転”を選択 ほか
SUBARU(スバル)社長の中村知美氏は2020年10月15日に開いた新型「レヴォーグ」の発表会で、“手放し運転”を可能にするオプション機能「アイサイトX」を選択するユーザーが9割を超えていることを明かした。「(レヴォーグの)予約販売を始めた8月20日から10月14日までに、当初の計画を上回る82…