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目次
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企業風土を改める ほか
「できないことをできると言わせてしまう企業風土があった。こうした状況を変えていく」。日産自動車の社長兼CEO(最高経営責任者)に就任した内田誠氏は、2019年12月に開いた就任後初の会見で決意を述べた。
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自動車メーカーの開発段階に入り込む ほか
「日本の部品メーカーが統合で強くなると、日本の自動車メーカーに対する欧米の部品メーカーの競争力が下がってしまう。さらに日本の統合部品メーカーが日本の自動車メーカーの要望を受けて部品を開発するといった流れが定着すれば、われわれにとっては厳しくなる」─。
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デジタル化と気候変動への答え ほか
2019年10月、ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)は、主力車種の「ゴルフ」を全面改良すると発表した。その際に、ヘルベルト・ディース(Herbert Diess)社長は、環境対策だけではなくデジタル対応にも注力することを示した。
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2039年に全車カーボンニュートラル ほか
「わが社の創業者が馬なしでモビリティーを造り出したように、我々は排出ガスなしでモビリティーを造り出すことが課題だ」。長年ドイツ・ダイムラー(Daimler)の社長を務めたディーター・ツェッチェ氏に代わり、2019年5月に新社長に就任したオラ・ケレニウス(Ola Kallenius)氏は、2019年…
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GM系、無人タクシー商用化を延期 ほか
米ゼネラル・モーターズ(GM)子会社の米GMクルーズ(GM Cruise)が、2019年内を予定していた無人運転タクシーの開始時期を延期した。市街地での自動運転の難しさが浮き彫りになってきた。
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2025年にエンジン開発やめる ほか
「2025年までに開発を始める内燃エンジンを最終世代にする」─。大胆な計画を明かしたのは、ドイツ・コンチネンタル(Continental)でCEO(最高経営責任者)を務めるエルマー・デゲンハート(Elmar Degenhart)氏だ。
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日産に公平性を求めただけ ほか
「日産自動車には平等な関係、公平性を求めただけだ」─。日産取締役兼フランス・ルノー(Renault)会長のジャンドミニク・スナール(Jean-Dominique Senard)氏は、2019年6月の日産の株主総会で述べた。
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「トヨタは大丈夫だ」が一番危険 ほか
トヨタ自動車は2019年5月、2019年3月期の連結決算を発表した。売上高は30兆2256億円で、日本企業で初めて30兆円の大台を突破した。営業利益は2兆4675億円。2018年3月期から増収増益を達成した。
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ゴーン氏「現幹部にはビジョンがない」 ほか
アライアンスを発展させていくビジョンがあるとは思えない─。2019年4月9日、会社法違反(特別背任)容疑で逮捕されている元日産自動車会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)氏の弁護団が日本外国特派員協会で会見を開き、Ghosn氏の動画メッセージを公開。日産の現経営陣を批判した。
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燃費不正が変えた日産と三菱の“軽” ほか
日産自動車と三菱自動車は、新型の軽自動車を共同開発した。日産は「デイズ」、三菱は「ekワゴン」として2019年3月28日に発売した。
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中国販売160万台へ、トヨタと日産 ほか
2018年の新車販売台数が28年ぶりに前年割れした中国市場で、日系メーカーの明暗が分かれている。販売が下落傾向にあるのが、日産自動車やマツダ、三菱自動車だ。日産は2018年に中国で156万台を売って日系1位の座を守ったが、2019年1月まで5カ月連続で前年実績を下回った。
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VW、電動部品に38億ユーロ投資 ほか
内製部品の開発・製造を担う新ブランド「フォルクスワーゲン・グループ・コンポーネンツ(Volkswagen Group Components)」をドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)グループが設立した。同グループは世界に61の部品工場を持ち、8万人が部品を開発・生産する。
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日産会長は3月まで空席に ほか
ゴーン氏の後の会長席はしばらく空席になる─。2018年12月17日、日産自動車は取締役会後に本社で会見を開いた。
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会社に力があるうちにリストラを断行 ほか
米GMでCEO(最高経営責任者)を務めるメアリー・バーラ(Mary Barra)氏が大ナタを振るう。同社は2018年11月下旬、生産工場を集約するため、2019年に北米の5工場を停止すると発表した。販売不振の一部車種の製造を止める。北米以外でも二つの工場で生産を中止する。
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扉の先には必ず孫さんがいた ほか
トヨタ自動車とソフトバンクが提携した。両社は2018年10月4日、共同出資で「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)」を設立し、2018年度中をめどに共同事業を始めると発表した。新会社は移動手段をサービスとして提供する「MaaS(Mobility as a Service)」…
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Audi、「e-tron」皮切りにEVを12車種 ほか
米テスラ(Tesla)の牙城を崩せるか―。2018年9月、欧州の高級車メーカーが相次いで電気自動車(EV)を披露した。いずれもSUV(多目的スポーツ車)タイプの量産車で、Teslaの「モデルX」と競うことになる。
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CR-V復活は「ヴェゼルでは物足りない」から ほか
「ヴェゼルよりも上級車を求めるユーザーに向けて、CR-Vの販売を日本で再開する」。ホンダ執行役員で日本本部長の寺谷公良氏は、中型SUV(多目的スポーツ車)「CR-V」を2年ぶりに日本で復活させた理由を明かす。
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当面は水平対向でいく ほか
「今は水平対向エンジンをベースにする」。SUBARU(スバル)社長の中村知美氏は、2018年7月10日に開いた新たな中期経営ビジョン(2018~2025年度)の発表会見で、このように述べた。
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“再生”に向けた最初の新型車 ほか
SUBARU(スバル)が約6年振りに全面改良して2018年7月19日に日本で発売する新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「フォレスター」。同年6月20日に都内で開いた発表会は、専務執行役員(6月22日付で社長に就任)である中村知美氏の謝罪で幕を開けた。
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吉利とVolvo、蜜月関係をさらに強化 ほか
中国・浙江吉利控股集団(Zheijiang Geely Group Holding)とスウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)が、親子の絆を順調に育んでいる。「Volvoとの技術協力をさらに強化していく」―。