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3台の実験車両を公開

 実験車両として3台を公開した。ベース車両は、(1)三菱自動車のプラグインハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」(自動バレー駐車システムは三菱電機が開発)、(2)トヨタ自動車のPHEV「プリウスPHV」(同システムはトヨタが開発)、(3)トヨタのハイブリッド車(HEV)「プリウス」(同システムはアイシン精機が開発)──である。

 いずれの車両も、周囲を監視するセンサーとして、魚眼カメラと超音波センサーを使った注2)。魚眼カメラをフロントバンパーとリアバンパーの中央に1個ずつ、左右のドラミアーに1個ずつ、合計4個搭載した。

注2)魚眼カメラは現在、サラウンドビューモニターなどのセンサーとして使われている。超音波センサーはソナーとも呼ばれ、誤発信防止・抑制システムにおいて、前方や後方の障害物検知に多用されている。

 超音波センサーは、合計で12個装着した。フロントとリアのバンパーに合計8個、フロントとリアのフェンダー左右に合計4個を取り付けた。センサーの搭載数は、3台の実験車両で同じである。

 これらの3台の実験車両を使って、入出庫を自動で行うデモを見せた。安全を優先して担当者が運転席に座ったが、実際には操作を行わない「無人運転」の状態を再現した。

 まず、担当者がスマートフォンを操作して、それぞれの車両の入庫開始を、駐車場に設けた管制センターのシステムに伝える。管制センターのシステムは、デンソーテンが開発した。指示を受けた管制センターのシステムは、駐車場内の地図データや駐車位置、誘導経路などのデータを3台の実験車両に送る。管制センターと実験車両の間の無線通信には、4Gシステムの「LTE」を使った。