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エンジン出力の抑制方法で違い

 トヨタのシステムではアクセルを踏み間違えたときに、アクセルが開かないように制御する。同時に車内に取り付けた表示器と警告音で、運転者に警告する。一方、ダイハツのシステムはアクセルを開かないようにするのではなく、エンジンに搭載するインジェクターからの燃料の供給を止めて、エンジンの出力が上がらないようにする。警告の方法は、トヨタのシステムと同じである。

 トヨタは、誤発進抑制システムが搭載されていない車種の比率が高い先代プリウスとアクア(未搭載車の累計販売台数は合計で約227万台)向けから、同システムの販売を始める。両車のユーザーは高齢者の比率も高い。

 ダイハツが既に販売した車両は累計で約970万台。そのうち200万台にはスマートアシストが搭載されているが、残りの約770万台は同システムが搭載されていない。未搭載車の約10%に当たる約75万台がタントである。そこで同社は、未搭載車の中で最も販売台数が多いタント向けから、今回のシステムを販売することにした。

 なお、今回の後付けシステムは、トヨタとダイハツがそれぞれ独自開発した。システムの販売価格(消費税込み、標準取り付け費を除く)はトヨタが5万5080円、ダイハツが3万4560円。エンジン出力を制御する仕組みの違いなどから、ダイハツのシステムの方が約2万円安くなっている。