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救護仕様も用意

 車両はさまざまな利用者を想定した「基本モデル」のほか、大会の救護活動に利用する「救護仕様」を用意する。トヨタは基本モデルを150台、救護仕様を50台、計200台を製造する予定である。

 基本モデルは3列シート構成で、1列目が運転席、2列目が3人掛け、3列目が2人掛けの計6人乗りである。車いす利用時には、2列目のシートを折り畳み、床下からスロープを引き出して乗り降りする(図3)。運転席はセンター配置でシートポジションも高く、運転手が乗客を見渡し、乗り降りをサポートしやすくした。乗客席は、両側からの乗り降りが可能。雨天時にはピラー内からカーテンを出し、左右の乗降口に広げて雨の浸入を防ぐ。

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図3 車いすに対応
(a、b)車両の床下からスロープを出して車いすを乗せられる。(c)2列目シートを折りたたんで車いすを固定する。(撮影:日経Automotive)
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 救護仕様は2列目、3列目の半面にストレッチャーをそのまま搭載できる。ストレッチャーの横には、救護スタッフ2人分の座席がある。また、熱中症対策として、ストレッチャーの頭部にはスポットクーラーを設けた。