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トヨタ自動車は2019年12月、新型の小型車「ヤリス」を2020年2月10日に発売すると発表した（図1）。ハイブリッド車（HEV）の技術を改良し、実走行燃費の指標であるWLTCモード燃費で世界トップレベルの36.0km/Lを達成した注）。
図1 新型「ヤリス」
（撮影：日経Automotive）
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注）走行モード別燃費は市街地モードが37.5km/L、郊外モードが40.2km/L、高速道路モードが33.4km/Lである。
新型ヤリスのHEVは、排気量1.5Lで直列3気筒の新しいガソリン機「ダイナミックフォースエンジン（M15A-FXE）」と、大幅に改良したハイブリッド機構「リダクション機構付きTHS II」を搭載。さらに、軽量化した小型車向けの新プラットフォーム「GA-B」を適用した。こうした改良が、燃費の大幅な向上に寄与した（図2）。
図2 HEVのエンジン
（撮影：日経Automotive）
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