全2171文字
PR

 ホンダは、超背高ワゴンタイプの軽自動車「N-BOX」を部分改良して2020年12月に発売した(図1)。改良前と同様に、同社の先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」を全車に標準搭載。同システムに新機能を追加し、予防安全性能を強化した。また、エアコンのフィルターに取り付けられる抗ウイルス用品を初搭載した。

図1 「N-BOX」の部分改良車
図1 「N-BOX」の部分改良車
20年12月に発売した。改良前と同様に「Honda SENSING」を全車に標準搭載した。(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

 部分改良車に標準搭載したADASは、20年11月に発売した軽自動車「N-ONE」の全面改良車や、19年8月に発売した背高ワゴンタイプの軽自動車「N-WGN」の全面改良車と同じ最新システムである。搭載する主要センサーの種類は単眼カメラとミリ波レーダー、超音波センサーであり、いずれもドイツBosch(ボッシュ)製だ。

 ただ、後部バンパーに装着する超音波センサーを、改良前の2個から4個に増やし、後部バンパーの両隅に追加した。同センサーは従来と同様に後方の誤発進抑制に使うほか、追加した2個のセンサーを用いて、「パーキングセンサー」という機能を実現した。後退しながら駐車するときなどに、車両の斜め後方の障害物(駐車車両や壁など)を検知して、接触の危険を運転者に知らせる(図2)。

図2 超音波センサーの追加位置(丸印)
図2 超音波センサーの追加位置(丸印)
追加した超音波センサーで、パーキングセンサーという機能を実現した。(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]