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 トヨタ自動車の子会社ウーブン・プラネット・ホールディングスは2021年8月、グループ会社のウーブン・アルファが開発する自動地図生成プラットフォーム「AMP(Automated Mapping Platform)」の実用化に向けた説明会を開催した。

 AMPは専用の測量車を使わず、衛星写真や航空写真、車載カメラの映像などからセンチメートル級の高精度地図を生成する技術だ(図1)。衛星写真や航空写真を使って地上の広い範囲を一括でデータ化するとともに、車載カメラの映像などを使って地図データの更新頻度を高める。「車線や道路標識といった道路上のオブジェクトに加え、そのつながりや意味なども地図上で把握できる」(ウーブン・プラネット・ホールディングスVice President of Automated Driving Strategy and Mappingのマンダリ・カレシー氏)という。

図1 自動地図生成プラットフォーム「AMP」
図1 自動地図生成プラットフォーム「AMP」
(a)AMPについて説明するウーブン・プラネット・ホールディングスのマンダリ・カレシー氏。(b)AMPでは専用の測量車ではなく、乗用車のADASカメラやドライブレコーダーを使う。(出所:ウーブン・プラネット・ホールディングス)
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 車載カメラとしては、先進運転支援システム(ADAS)用のカメラに加え、ドライブレコーダーのような安価なカメラも視野に入れる。一般にドライブレコーダー用のカメラは、ADAS用ほどには校正(キャリブレーション)されておらず、データの抽出や地図データへの反映が難しいという。