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 三菱ふそうトラック・バスは2021年7月、配送計画システムの開発を手掛ける米スタートアップのWise Systems(ワイズ・システムズ)と業務提携した。今回の提携を機に三菱ふそうは21年内に、ワイズが開発したシステムの日本における販売を開始し、配送業務の効率化を目指す。

 今回のシステムの販売によって三菱ふそうは特に、食品・飲料、宅配などあらゆる物流業務における「ラストワンマイル配送」の効率化が実現できるとみる。同社国内販売・カスタマーサービス本部で営業推進部部長を務める砥上健司氏は、「今回のシステムによって、ライトワンマイル配送を担う事業者が抱える課題を解決したい」と強調する(図1)。

図1 三菱ふそうの砥上健司氏
図1 三菱ふそうの砥上健司氏
「今回のシステムによって、ライトワンマイル配送が抱える課題を解決したい」と言う。(撮影:日経Automotive)
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 ワイズのシステムは、配送管理用のパソコン(PC)と配送車両の運転者が利用するスマートフォンに、専用ソフトウエアを組み込むだけで利用できる。同社が北米で提供しているシステムを、日本の事業者向けにカスタマイズした。配送事業者は、所有する車両などにハードウエアを追加する必要はない。また、三菱ふそうの車両だけでなく、他社の車両でも利用できる。

 三菱ふそうトラックアジアコネクティビティデジタルサービス部長のピーター・ファイグラー氏は、「北米で7年の採用実績があり、高度な配送計画を作成できるワイズのシステムを選んだ」と述べる(図2)。

図2 三菱ふそうのピーター・ファイグラー氏
図2 三菱ふそうのピーター・ファイグラー氏
「北米で7年の採用実績があり、高度な配送計画を作成できるワイズのシステムを選んだ」とする。(撮影:日経Automotive)
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