全2245文字
PR

 ホンダは2021年10月上旬、中国向けに電気自動車(EV)専用プラットフォーム(PF)を開発し、22年春に2種類のEVを投入すると発表した。開発中の北米向けEV専用PFと合わせて「二刀流」で臨む。他社にはEV専用PFを1つに統合し、開発効率を高める動きがある。ホンダは効率よりも中国へのEV投入を急ぐことを優先した。

 中国向けPF「e:N Architecture(イーエヌアーキテクチャー)」は、北米向けに20年代後半を見据えて開発中の「e:Architecture(イーアーキテクチャー)」とは異なるものと位置付ける。ホンダは「競争力の高いEVを迅速に投入するため、中国に最適化したアーキテクチャーにした」と説明する。

 中国向けPFを採用したEVを「e:N(イーエヌ)」シリーズとして今後投入する。22年春にSUV(多目的スポーツ車)のEV「e:NS1」と「e:NP1」を中国合弁会社の東風ホンダと広汽ホンダからそれぞれ発売する。26年までに合計10車種を投入する計画だ(図12)。

図1 EV「e:NS1」
図1 EV「e:NS1」
(出所:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]
図2 EV「e:NP1」
図2 EV「e:NP1」
(出所:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]