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 マツダは次世代の「SKYACTIV(スカイアクティブ)」エンジンを制御するECU(電子制御ユニット)のキャリブレーション(パラメーターの最適化)工程に、英Secondmind(セカンドマインド)の機械学習技術を導入する。同工程の開発効率を従来比2倍に高め、電動化の工数を確保する。

 マツダはシミュレーション技術を使って開発を効率化するモデルベース開発(MBD)に、セカンドマインドの機械学習技術を組み合わせることで、開発のさらなる効率化を狙う。次世代エンジンの量産時期は未定だが、今回マツダはセカンドマインドと複数年のライセンス契約を結び、機械学習による最適化技術導入の取り組みを本格化した(図1)。

図1 マツダとセカンドマインドが機械学習技術で提携
図1 マツダとセカンドマインドが機械学習技術で提携
マツダは次世代「SKYACTIV」エンジンなどのキャリブレーション工程にセカンドマインドの機械学習技術「アクティブラーニング」を導入する。(セカンドマインドの資料を基に日経Automotiveが作成)
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