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 ジェイテクトは2022年8月31日、小型で高トルク密度、高耐久性の電気自動車(EV)向け差動歯車装置(デフ)である「JTEKT Ultra Compact Diff.(JUCD)」を開発したと発表した(図1)。同社がEV向けのデフを開発するのは今回が初めてとなる。

図1 ジェイテクトが開発したJUCD
図1 ジェイテクトが開発したJUCD
今後のEV市場の拡大に対応する。(写真:ジェイテクト)
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 米S&P Globalによると、EVは世界の車両生産台数において、2029年には内燃機関車やハイブリッド車(HEV)を抑えて最大カテゴリーになるとされている。EVの需要が高まる中でジェイテクトは今後、電動アクスル(eAxle)のさらなる小型化・高出力化が求められていくと予想する。そこでこれまで一般的に使われてきたベベルギア式デフに代わり、eAxleの幅寸法の短縮や減速機の小径化に寄与するデフが必要になると同社は判断した。「小型で高出力密度のデフのニーズが高まるだろう」と同社自動車事業本部 駆動CE室 室長の西地誠氏は語る。