Automotive Report
目次
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「新型ステレオカメラで反撃」、新会社・日立アステモ副CTO
SUBARU(スバル)が2020年10月に満を持して発表した中型ステーションワゴンの新型「レヴォーグ」。先進運転支援システム(ADAS)「新世代アイサイト」のステレオカメラのサプライヤーが、日立アステモ(旧・日立オートモティブシステムズ)からスウェーデンVeoneer(ヴィオニア)に変わった。
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アウディ、LCA規制に備え、25年「炭素中立」工場へ着々
独Audi(アウディ)が、二酸化炭素(CO2)の排出と吸収を同じにするカーボンニュートラル(炭素中立)の実現に力を注いでいる。世界5工場のうち、これまで2工場で早くも実現した。
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欧州Green NCAP、環境評価は走行時からLCAへ
欧州で自動車の環境性能を評価する団体「Green NCAP」は2020年11月26日、新たに24車種の評価結果を発表した。今回から、「クリーンエア」「エネルギー効率」の2項目に「温室効果ガス」の評価を加えた。
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ホンダが「N-ONE」を全面改良、3つの非常識乗り越え安全強化
ホンダは2020年11月、軽自動車「N-ONE」を全面改良して発売した。8年ぶりの全面改良となる新型車は、外観デザインを先代から変えないという決断を筆頭に3つの非常識と向き合った。
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GM、次世代EVはエンジン車並み、電池の低コスト化で
米GMは2020年11月19日、2025年までに世界で30モデルの電気自動車(EV)を発売することを明かした。これにより、米国では全製品ラインアップの40%が、充電可能な電動車(EVおよびプラグインハイブリッド車)になるという。
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VW、中国でEV生産開始、2工場で年産60万台
ドイツVolkswagen Group(フォルクスワーゲングループ)は2020年11月30日、中国で電気自動車(EV)の「ID.4 CROZZ」と「ID.4 X」の現地生産を開始したと発表した。
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車用ハーネスは銅からアルミへ、欧州・中国勢が積極採用で“主役”に
アルミニウム(Al)を電線の導体に用いる自動車用ワイヤハーネスの需要が高まっている。一般的な銅(Cu)電線を用いるものに比べて30~40%の軽量化が可能。CuからAlへ、ワイヤハーネスの“主役”が数年以内に交代すると予測する声が聞こえてきた。
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GRヤリスに怪物エンジン、実は造り方がすごくてほぼ試作レス
将来の新型エンジン開発の噂が聞こえてこないトヨタ自動車だが、とてつもない市販ガソリンエンジンを開発した。2020年9月発売のスポーツ小型車「GRヤリス」に搭載した「G16E-GTS」である。
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スバルがリーンバーンエンジン、執念の「世界初」局部成層
SUBARU(スバル)が2020年10月に発表した新型「レヴォーグ」─。新型水平対向(ボクサー)ガソリンエンジン「CB18」には初物づくしの技術が満載で、まさに執念のたまものだ。
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マツダ、罰金回避へ、欧州新環境規制
マツダが、2020年から厳しくなった欧州環境規制の罰金を回避する見通しだ。数百億円規模に罰金が膨らむとの試算が飛び交い、日系自動車メーカーで最も影響を受けるとの見方があった。
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いすゞの新型ピックアップ、日立のカメラで予防安全を強化
日立オートモティブシステムズの小型ステレオカメラが、いすゞ自動車の小型ピックアップトラックの新型「D-MAX」に採用された。同カメラは既に、いすゞの小型トラック「エルフ」に採用されている。同社の車両への採用は、エルフに次ぐ。いすゞは日立のステレオカメラを採用することで、新型車の予防安全性能を強化し…
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コンチネンタルの自動運転、NVIDIA製スパコンで開発期間短縮
欧州メガサプライヤーのドイツContinental(コンチネンタル)が2020年夏、米NVIDIA(エヌビディア)のスーパーコンピューター「DGX」を導入した。スパコン導入の背景と活用法について、同社ADAS事業部プログラムマネジメントシステム部長、クリスチャン・シューマッハ(Christian …
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トヨタの小型SUV「ヤリスクロス」、側突対応でボディー構造変える
トヨタ自動車の小型SUV(多目的スポーツ車)「ヤリスクロス」は側面衝突に対応するため、ベース車両である小型車「ヤリス」とは異なるセンターピラーの構造を採用した。
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統合ECU狙うルネサス、半導体の最適解を見いだせるか
ルネサスエレクトロニクスは車載半導体に関するイベントを2020年10月に開いた。これまで「R-Carコンソーシアムフォーラム」として開催していたもので、今回は「ルネサスオートモーティブセミナー with R-Carコンソーシアム」というオンライン会議となった。クルマの電気/電子(E/E)アーキテク…
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VW「ID.3」が五つ星、Euro NCAP衝突安全試験
欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPは2020年10月、ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の電気自動車(EV)「ID.3」の衝突試験結果を発表した。ID.3は、VWのEV専用モデル「ID」シリーズの初めてのモデルで、五つ星の評価を獲得した。
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トヨタがEV仕様公開で仲間づくり、LCA規制への布石
トヨタ自動車が、電気自動車(EV)の仕様を公開する。対象とするのは、2020年冬に発売の超小型EVに搭載する電池や車体などの主要部品。国内市場向けの2人乗りEVだけに、一見すると地味な取り組みだが、実は大きな狙いがある。
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コロナ禍の業績回復に力強さ、自動車7社の20年度上期決算
新型コロナウイルス(新型コロナ)禍の中で、日本の自動車メーカーの業績回復に力強さが見えてきた。2020年度上期(20年4~9月)には、トヨタ自動車やホンダなど4社が営業黒字を達成した。
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スバル、ボクサーエンジン存続に意地、マツダに続くリーンバーン
SUBARU(スバル)が2020年10月15日に発表した新型「レヴォーグ」の水平対向(ボクサー)ガソリンエンジンで、リーンバーン(希薄燃焼)を実現した。19年に開発したマツダに続く、“小兵”の面目躍如だ。筆頭株主のトヨタ自動車がエンジンの簡素化に注力する中、スバルは難しい燃焼技術を手中に収めて異な…
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トヨタが22年組織再編、ソフト第一へ、統合ECUで後押し
トヨタ自動車が2022年度にかけて、ソフトとハードの開発を分離しやすい組織に再編することが日経クロステックの調べで分かった。ソフトの開発周期を短くし、車両改良を待たないで頻繁に機能を高められる「ソフトウエアファースト(第一)」の体制にする。
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ホンダF1撤退の必然性、「エンジン開発は縮小」と八郷社長
ホンダがフォーミュラ・ワン(F1)から撤退する。2021年シーズンをもって、エンジンサプライヤーとしての参戦を終える。F1エンジンの開発に携わってきた技術者などのリソースは、電動車両などカーボンニュートラル(炭素中立)の実現のための開発に振り向けていく。
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