New Car Report
目次
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コロナ禍でも好調のジープ、同ブランド日本初のPHEVを投入
欧米Fiat Chrysler Automobiles(フィアット・クライスラー・オートモービルズ、FCA)の四輪駆動(4WD)車ブランド「Jeep(ジープ)」─。コロナ禍の2020年9月、日本では1824台を販売し、同ブランドとしては日本における史上2番目の販売台数を記録した。そんな好調のジープ…
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アウディの「e-tron Sportback」、EV皮切りはクーペスタイルのSUV
ドイツAudi(アウディ)の日本法人であるアウディジャパンは2020年9月中旬、電気自動車(EV)「e-tron Sportback」の日本での販売を開始した。同車は、同ブランドが日本で販売する初めてのEVで、クーペスタイルのSUV(多目的スポーツ車)だ。同ブランド初のEVであるSUV「e-tro…
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トヨタの小型SUV「ヤリスクロス」、安全や低燃費で激戦区を攻める
トヨタ自動車は2020年8月、小型SUV(多目的スポーツ車)の新型車「ヤリスクロス」を発売した。小型車「ヤリス」と同様、同社の車両開発手法「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づくBセグメント向けプラットフォーム「GA-B」を適用し、予防安全性能や燃費性能…
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ボルボの小型SUV「XC40」、モーター・電池の小型化でPHEVに
スウェーデンVolvo(ボルボ)は、小型SUV(多目的スポーツ車)「XC40」のプラグインハイブリッド車(PHEV)である「XC40 Recharge Plug-in hybrid T5」を日本で発売した。同社の小型車向けプラットフォーム「CMA(Compact Modular Architect…
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ダイハツの軽SUV「タフト」、カメラ刷新、夜間歩行者に対応
ダイハツ工業は2020年6月、SUV(多目的スポーツ車)タイプの新型軽自動車「タフト」を発売した。同社の車両開発手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を適用した車両の第3弾となる。新型ステレオカメラを搭載して自動ブレーキを夜間歩行者に対応させ、予防安全性能を強化した。パ…
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VWの小型SUV「T-Roc」、ディーゼル車で日本に攻め込む
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)は2020年7月、小型SUV(多目的スポーツ車)の新型「T-Roc」を、日本で発売した。同グループのプラットフォーム「MQB(横置きエンジン車用モジュールマトリックス)」を適用し、SUVとしての基本性能を高めた。さらに、日本市場で重視されている…
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日産の小型SUV「キックス」、“再起”を賭けた新車攻勢の第一弾
日産自動車は2020年6月、小型SUV(多目的スポーツ車)の新型「キックス(Kicks)」を日本で発売した。新型車は、苦戦している日本事業を立て直す重要な車両になる。同社のシリーズハイブリッド機構「e-POWER」を全車に採用し、走行性能と燃費性能を高めた。自動ブレーキや先行車追従(ACC)、死角…
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Audiの新型SUV「Q3」、予防安全で競合車に負けない
ドイツAudi(アウディ)は、8年ぶりに全面改良した小型SUV(多目的スポーツ車)「Q3」とクーペタイプの「同スポーツバック」を、2020年8月に日本で発売する。新型車が属するプレミアム小型SUV市場は、トヨタ自動車やドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)、スウェーデンVolvo(…
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トヨタの新型SUV「ハリアー」、透過光を制御するガラスルーフ採用
トヨタ自動車は2020年6月、7年ぶりに全面改良した中型SUV(多目的スポーツ車)「ハリアー」を日本で発売した。柔らかな光が差し込む車内空間を実現するため、前席から後席の頭上までを覆う調光ガラス製ルーフを搭載した。同ルーフを搭載するのは、トヨタ車として初めてである。
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ランドローバー「ディフェンダー」、ボディー刷新しAl合金モノコックに
英Jaguar Land Rover(ジャガー・ランドローバー、以下JLR)の日本法人は2020年6月、新型SUV(多目的スポーツ車)「ランドローバー・ディフェンダー」の5ドア仕様車を日本初披露した。
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新型軽「ルークス/eKスペース」、N-BOXの牙城に挑む
日産自動車と三菱自動車は2020年3月、超背高ワゴンタイプの新型軽自動車を発売した。日産は「ルークス/同ハイウェイスター」、三菱自は「eKスペース/同クロススペース」として販売する。背高ワゴンタイプの軽自動車「デイズ」や「eKワゴン」などと同様、日産が開発を主導し、三菱自が水島製作所(岡山県倉敷市…
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ホンダの新型セダン「アコード」、外観は基本的にグローバルで共通に
ホンダが日本で2020年2月に発売した新型セダン「アコード」。先代車までは、外観を市場によって変えていたが、10代目となる新型車では、外観は基本的にグローバルで共通とした。ただ、日本向けのアコードは、米国向けや中国向けとバンパーの翼状の張り出し部の形状が異なる。歩行者安全基準が少し厳しい日本に合わ…
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スズキの新型ハスラー、軽初の接着剤で静粛性高める
スズキが2020年1月に発売したSUV(多目的スポーツ車)タイプの新型軽自動車「ハスラー」は、ルーフパネル(屋根の板材)とルーフ・クロス・メンバーの接合に、減衰力が大きい“マスチック”接着剤を採用した。
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ボルボのセダン「S60」、安全重視で国産車顧客を取り込む
スウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)の日本法人ボルボ・カー・ジャパン(以下、ボルボ)は2019年11月、8年ぶりに全面改良したセダンの「S60」を投入した。
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GMの「キャデラックXT6」、トヨタの高級ミニバンなどを追撃
米ゼネラル・モーターズ(General Motors:GM)は、3列シートの大型SUV(多目的スポーツ車)「キャデラックXT6」を2020年1月に日本で発売する。
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VWの小型SUV「T-Cross」 、ADASセンサーにカメラを追加
ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)の日本法人であるフォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は2019年11月、新型の小型SUV(多目的スポーツ車)「T-Cross」を発売した(図1)。300万円を切る低価格を武器に、国産SUVからの乗り換えユーザーを狙う。競合車に後れを取…
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アウディの新型「A1」、低価格で若年層を拡充
ドイツ・アウディ(Audi)日本法人は2019年11月、8年ぶりに小型ハッチバックの「A1 Sportback」を全面改良した。「A1 Sportbackは、年間4000台の国内販売が目標だ」─。
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BMW「8シリーズ」4ドアクーペ、後輪操舵で旋回性能を向上
ドイツBMWが新たにラインアップに加えた新型の「8シリーズ」4ドアクーペ(グランクーペ)は、同社が掲げるプレミアムセグメント戦略の旗艦モデルとしての位置付けだ。最上位クラスに当たり、価格は最も安いグレードでも1152万円と1000万円を超える。
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ホンダの小型ミニバン「フリード」、HEV燃費改善で「シエンタ」に迫る
部分改良車のJC08モード燃費は28.0km/Lである。改良前は27.2km/Lだった。車両質量は改良後の方が30kg重いが、燃費は2.9%改善した。競合車であるトヨタ自動車の「シエンタ」(HEV)の28.8km/Lに迫る。
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“手放し運転”は見送り、FF化したBMWの新型「1シリーズ」
ドイツBMWの日本法人は2019年8月、小型ハッチバックの「1シリーズ」を全面改良し、発売した。1シリーズとしては、駆動方式にFF(前部エンジン・前輪駆動)を初採用したことが特徴だ。
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