New Car Report
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ホンダ「シビックe:HEV」、新開発のIPUで乗り味を上質に
ホンダは2022年7月に発売したハイブリッド車(HEV)「シビックe:HEV」に新開発の「インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)」を採用した。新型のリチウムイオン電池を使いIPUを小型化したのが特徴だ。併せて、IPUを搭載することで、低重心化を図り、走行性能を高めた。
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ホンダ「ZR-V」の4WD車が、リアモーターを搭載しない理由
ホンダが2023年4月に発売する多目的スポーツ車(SUV)「ZR-V」。ハイブリッド車(HEV)の「ZR-V e:HEV」には四輪駆動(4WD)車を設定する。昨今のHEVは、前後に独立したモーターを配置して4WDとする車種が増えている。
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アルファロメオ初の電動車、NFTで車両価値高める
欧州Stellantis(ステランティス)は2023年1月、高級車ブランド「Alfa Romeo(アルファロメオ)」の多目的スポーツ車(SUV)「トナーレ」を日本で発表した。同車はブランド初となる簡易ハイブリッド車(MHEV)であると共に、「非代替性トークン(NFT)を搭載する初めての自動車だ」と…
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日産がEVの試作車公開、全固体電池の搭載で低背化
日産自動車は2023年2月、電気自動車(EV)の試作車「Max-Out(マックスアウト)」を公開した。全固体電池の搭載を想定し、重心と全高を低減したのが特徴だ。
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日産「GT-R」がマフラーを刷新、騒音規制に対応
日産自動車は2023年1月、カスタムカー関連の展示会「東京オートサロン2023」(2023年1月13~15日、幕張メッセ)でスポーツカー「GT-R」の改良型を発表した。改良型では、日本仕様のみ新構造のマフラーを採用することで、車外騒音規制に対応した。
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マツダのロータリー搭載PHEV、23年春に欧州で発売
マツダはロータリーエンジン(以下、ロータリー)を発電に使うプラグインハイブリッド車(PHEV)を、2023年春に欧州で発売する。同車を日本にも投入する計画だが、発売時期は未定である。電気自動車(EV)の航続距離延長用エンジンではなく、PHEVの発電用エンジンとしてREを復活させたのが特徴だ。
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新型「シビックタイプR」、あえてホイールを小径化した理由
ホンダが2022年9月に発売した高性能ハッチバック「シビックタイプR」。新型は、ホイールを先代型の20インチから19インチに小径化した。昨今の新型車は、性能向上や見栄えを良くすることを目的に、ホイールを大径化させるのが主流だ。それではなぜ、新型シビックタイプRはあえてホイールを小径化したのか。そこ…
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ホンダ「ZR-V」のコスト低減策、「シビック」とPF・パワトレ共用
ホンダは2023年4月21日、日本で新型SUV(多目的スポーツ車)「ZR-V」を発売する。同社の車両設計・開発手法「ホンダ・アーキテクチャー」を適用し、プラットフォーム(PF)やパワートレーンを中型車「シビック」などと共用する。部品の共通化や装備を絞ったことによって、コストを低減した。
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VW「ゴルフR」、統合制御で旋回性能を向上
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の日本法人フォルクスワーゲン グループ ジャパンが2022年10月に発売したハッチバック車「ゴルフ」の高性能版「ゴルフR」。同車(以下、新型車)は、FF(前部エンジン・前輪駆動)ベースの四輪駆動(4WD)車だ。左右後輪のトルク配分や電子制御ディ…
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VWの新型EV「ID.4」、ブレーキの改良で航続距離延ばす
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の日本法人、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2022年12月、電気自動車(EV)「ID.4」の標準版の受注を開始したと発表した。2022年11月に発売した限定版から、「ブレーキ関連を改良することで、航続距離を延ばした」と同社営業本部商品…
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「マツダ6」の部分改良車、ソフト更新でエンジン性能改善
マツダは中型スポーツセダン/ステーションワゴン「マツダ6」を部分改良し、2022年12月に予約受け付けを開始した。今回の部分改良のポイントは走行性能の向上や運転支援機能の強化などである。また新グレード「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」と、初代「アテンザ」の誕生20周年を…
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BYDの国内初EVは440万円、航続距離と価格が強みに
中国・比亜迪(BYD)の日本での乗用車販売を手掛けるBYD Auto Japan(横浜市)は2023年1月31日、中型SUV(多目的スポーツ車)の電気自動車(EV)「ATTO 3」を発売した。BYDが国内に投入する第1弾のモデルで、価格は440万円(消費税込み)に設定した。納車は同年3月ごろを予定…
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日産の新型ミニバン「セレナ」、e-POWER専用エンジンを新開発
日産自動車は、2022年11月に新型ミニバン「セレナ」を発表した。シリーズハイブリッド機構「e-POWER」用のエンジンを新開発し、e-POWER車に搭載した。同社がe-POWER専用のエンジンを実用化するのは、今回が初めてだ。スターターモーター(以下、スターター)の設置を想定しないことやバランサ…
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マクラーレン初の量産PHEV、徹底的な軽量化に挑む
英McLaren Automotive(マクラーレン・オートモーティブ)として初めての量産のプラグインハイブリッド車(PHEV)「アルトゥーラ」。マクラーレン・オートモーティブアジアが2022年10月に開いた試乗会で、同社Head of Japanの正本嘉宏氏は「アルトゥーラの1番の挑戦は徹底的な…
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ランボルギーニ「ウルス」、高性能版にCFRPを多用
イタリアAutomobili Lamborghini(アウトモビリ・ランボルギーニ)の日本法人であるアウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは2022年11月、多目的スポーツ車(SUV)「Urus(ウルス)」の高性能版「Urus Performante(ウルスペルフォルマンテ)」(以下、ペルフォルマ…
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アウディ初のEV「e-tron」改良、電池刷新で航続距離600kmに
ドイツAudi(アウディ)初の電気自動車(EV)として2018年に登場した「e-tron」。発売から約4年間で15万台を販売したSUV(多目的スポーツ車)が、初の部分改良を迎えた。アウディの担当者は、「600kmの航続距離を確保したのが大きなポイントだ」と力を込めた。
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VWの世界戦略EV「ID.4」、航続388kmで500万円
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の日本法人フォルクスワーゲンジャパン(東京・品川)は2022年11月、SUV(多目的スポーツ車)タイプの電気自動車(EV)「ID.4」を日本で発売した。VWグループのEV専用プラットフォーム(PF)「MEB(Modular electric d…
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BMWがSUV「X7」を部分改良、存在感と快適性を高める
ドイツBMWの日本法人、ビー・エム・ダブリュー(東京・港)は、新型SUV(多目的スポーツ車)「X7」を、2022年11月に日本で発売した。X7は、BMWが最上級モデルの1つと位置付ける車種。デザインを高級車にふさわしい存在感があるものへと進化させ、ラグジュアリーなSUVとしての快適性を高める機能を…
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三菱自が「デリカ」の軽を投入、アウトドア志向の顧客に照準
三菱自動車は超背高ワゴンタイプの新型軽自動車「デリカミニ」を、2023年初夏に発売する。「DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)」をデザインテーマとして開発した車両で、多目的スポーツ車(SUV)らしい外観デザインとした。
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マツダ「CX-8」改良、頭の揺れ減らし酔いにくく
マツダは2022年11月、3列シートSUV(多目的スポーツ車)「CX-8」を部分改良したと発表した。「MAZDA3」から採用している車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHI-TECTURE」の考え方を取り入れ、走行性能を向上させたのが特徴だ。