New Car Report
目次
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スズキの小型SUV「エスクード」、自社開発の最新HEVシステム搭載
スズキは2022年4月、小型SUV(多目的スポーツ車)「エスクード」のハイブリッド車(HEV)を発売した。同社が独自開発した最新のストロングハイブリッド機構を搭載し、電気自動車(EV)走行できる速度域と時間を拡大したのが特長である。
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現代自のEV「IONIQ 5」、SiCインバーターで航続距離延長
韓国Hyundai Motor(現代自動車)は2022年5月、新型の電気自動車(EV)「IONIQ 5」を日本で発売した。EVとしての基本性能である満充電での航続距離(以下、航続距離)を単位価格当たりで比較すると、国内自動車メーカーの競合するEVを上回る。
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マツダ初のPHEV、SUV「CX-60」を欧州から投入
マツダの欧州事業を統括するドイツMazda Motor Europe(マツダ・モーター・ヨーロッパ、MME)は2022年3月、中型SUV(多目的スポーツ車)の新型車「CX-60」を初公開した。
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FR車にDNGA初適用「ハイゼット」、独自構造のCVTはクラッチ3個
ダイハツ工業は2021年12月、軽商用車「ハイゼット カーゴ」「アトレー」の新型車を発売した。両車両の全面改良は実に17年ぶり。同社の車両開発・生産手法「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を初めて商用車に適用した。FR(前部エンジン・後輪駆動)車用のCV…
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VW「ゴルフTDI/GTI」、トルク増や安定性向上を図る
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の日本法人であるフォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、愛知県豊橋市)は、新型ハッチバック車「ゴルフ」(第8世代)にディーゼル車「同TDI」とスポーツ車「同GTI」を追加し、2022年1月7日に発売した。
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新型SUV「カローラクロス」、200万円切る低価格で攻勢
トヨタ自動車は2021年9月、SUV(多目的スポーツ車)タイプの新型車「カローラクロス」を日本で発売した。広い車内空間や使い勝手・乗り心地の良さに加えて、力強い走りと低燃費を両立したことなどが特長である。200万円を切る低価格を武器にして、激戦の国内SUV市場を攻める。
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スズキ、新型スライドドア車で攻勢、同社初の自動ロック機能を採用
スズキは2021年9月、新型の軽自動車「ワゴンRスマイル」を発売した。軽自動車市場ではスライドドア搭載車が増えており、今回同社は軽自動車「ワゴンR」をベースにスライドドアを搭載した。さらに、スズキ初の機能として、ドアに付いたボタンを降車時に押すだけで自動でスライドドアを施錠する機能や、対向車とすれ…
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プジョー、新型「308」投入へ、改良版プラットフォームを採用
欧州Stellantis(ステランティス)のPeugeot(プジョー)ブランドは、2022年に日本で発売する小型ハッチバックの新型「308」を、21年9月に開催した同社主催のユーザー向けイベント「LION EXPERIENCE 2021」で日本初公開した。日本での正式発表はこれからだが、イベントに…
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アウディの「Q5 Sportback」、クーペタイプで日本市場を攻める
ドイツAudi(アウディ)の日本法人であるアウディ ジャパンは2021年8月、クーペタイプの中型SUV(多目的スポーツ車)「Q5 Sportback」を日本で発売した。
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日産、ノートe-POWERの派生車、上級車からの乗り換え狙う
日産自動車は2021年6月、小型車「ノートe-POWER」の派生車を発表した。ベース車両(現行ノートe-POWER、以下同じ)よりも外装や内装などの上質感を高めたのが特徴で、21年秋に日本で発売する。
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都市型Jeep「コンパス」部分改良、安全充実も価格ほぼ据え置き
FCAジャパンは2021年6月、「Jeep」ブランドの小型SUV(多目的スポーツ車)「コンパス」の部分改良車を発売した。外観の見直しは最小限にとどめ、先進運転支援システム(ADAS)と内装の充実を中心に変更した。
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アウディ、「A3」にMHEV初導入、48Vリチウムイオン電池搭載
ドイツAudi(アウディ)の日本法人は、全面改良した小型車「A3」を2021年5月に発売した。FF(前部エンジン・前輪駆動)車の「30TFSI」と4WD(4輪駆動)車の「40TFSI」を用意。
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ホンダの小型SUV「ヴェゼル」、世界で選ばれるクルマへと進化
ホンダは、小型SUV(多目的スポーツ車)「ヴェゼル」を全面改良して2021年4月に発売した(図1)。ヴェゼルは13年12月にホンダが市場投入した当時としては数少ない小型SUV。
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三菱自「エクリプスクロス」、ボディー改良で走行安定性高める
三菱自動車は2020年12月、小型SUV(多目的スポーツ車)「エクリプスクロス」を大幅改良して日本で発売した。プラグインハイブリッド車(PHEV)を追加したのが最大の特徴である。PHEVの追加に合わせてボディー骨格を改良し、高速走行時の直進安定性などを高めた。
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ランドローバー「ディフェンダー」、日本仕様車の予防安全性能を強化
英Jaguar Land Rover(ジャガーランドローバー、JLR)は、日本向け大型SUV(多目的スポーツ車)の新型「ランドローバー・ディフェンダー」の予防安全性能を強化した。2020年11月に日本で受注を開始した21年モデルに、最新の先進運転支援システム(ADAS)を標準搭載した。同モデルの納…
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コロナ禍でも好調のジープ、同ブランド日本初のPHEVを投入
欧米Fiat Chrysler Automobiles(フィアット・クライスラー・オートモービルズ、FCA)の四輪駆動(4WD)車ブランド「Jeep(ジープ)」─。コロナ禍の2020年9月、日本では1824台を販売し、同ブランドとしては日本における史上2番目の販売台数を記録した。そんな好調のジープ…
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アウディの「e-tron Sportback」、EV皮切りはクーペスタイルのSUV
ドイツAudi(アウディ)の日本法人であるアウディジャパンは2020年9月中旬、電気自動車(EV)「e-tron Sportback」の日本での販売を開始した。同車は、同ブランドが日本で販売する初めてのEVで、クーペスタイルのSUV(多目的スポーツ車)だ。同ブランド初のEVであるSUV「e-tro…
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トヨタの小型SUV「ヤリスクロス」、安全や低燃費で激戦区を攻める
トヨタ自動車は2020年8月、小型SUV(多目的スポーツ車)の新型車「ヤリスクロス」を発売した。小型車「ヤリス」と同様、同社の車両開発手法「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づくBセグメント向けプラットフォーム「GA-B」を適用し、予防安全性能や燃費性能…
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ボルボの小型SUV「XC40」、モーター・電池の小型化でPHEVに
スウェーデンVolvo(ボルボ)は、小型SUV(多目的スポーツ車)「XC40」のプラグインハイブリッド車(PHEV)である「XC40 Recharge Plug-in hybrid T5」を日本で発売した。同社の小型車向けプラットフォーム「CMA(Compact Modular Architect…
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ダイハツの軽SUV「タフト」、カメラ刷新、夜間歩行者に対応
ダイハツ工業は2020年6月、SUV(多目的スポーツ車)タイプの新型軽自動車「タフト」を発売した。同社の車両開発手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を適用した車両の第3弾となる。新型ステレオカメラを搭載して自動ブレーキを夜間歩行者に対応させ、予防安全性能を強化した。パ…