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 トヨタ自動車は2019年5月、新型の高性能スポーツ車「スープラ」を発売した(図1)。スープラの開発でチーフエンジニアを務めたトヨタGR開発統括部の多田哲哉氏は、ドイツ・ポルシェ(Porsche)の車両運動性能と肩を並べる高級スポーツカーを目指した。

図1 BMWと共同で開発した「スープラ」
図1 BMWと共同で開発した「スープラ」
最上位モデルの「RZ」は、価格が690万円。トヨタのラインアップの中で、最上位のスポーツカーとしての位置付けだ。(撮影:日経Automotive)
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 スープラはドイツBMWとの共同開発だ。トヨタが企画とデザインを、BMWが設計と開発を主に担当。エンジンはBMWが供給した。

 グレードは3タイプ。3Lの直列6気筒ツインスクロール・ターボチャージャー・エンジンを搭載した最上位の「RZ」の他に、2Lの直列4気筒ツインスクロール・ターボチャージャー・エンジンを搭載した高性能版の「SZ-R」と通常版の「SZ」がある。いずれも、駆動方式はFR(前部エンジン・後輪駆動)。変速機は8速AT(自動変速機)を採用した。オーストリアのマグナ・シュタイヤー(Magna Steyr)のグラーツ工場で生産する。

 価格は、RZが690万円、SZ-Rが590万円、SZが490万円。トヨタの車種の中では、最上位のスポーツカーとしての位置付けだ。