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 メルセデス・ベンツ日本は2019年7月、ドイツ・ダイムラー(Daimler)の小型車「メルセデス・ベンツ Aクラス」のラインアップに、新たにセダンを加えた(図1)。AクラスのハッチバックやBクラスと同じプラットフォームを採用。駆動方式は、メルセデス・ベンツのセダンタイプでは初めてのFF(前部エンジン・前輪駆動)とした。価格帯が同等でサイズが一回り大きい国産車などに乗る顧客層からの、乗り換え需要を狙う。

図1 メルセデス・ベンツのAクラス セダン
図1 メルセデス・ベンツのAクラス セダン
Aクラス セダンはCクラスのセダンの1つ下のモデルとしての位置付けだ。ボディーサイズはエントリーモデルの「A 180 セダン」の場合で、全長4549×全幅1796×全高1446mm。ホイールベースは2729mm。(撮影:日経Automotive)
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 Aクラス セダンは、エントリーモデルでありながら、同社の上級セダン「Sクラス」と同等の予防安全システムを搭載した。

 新型車に搭載した予防安全システム「インテンリジェントドライブ」では、ステレオカメラと長距離用ミリ波レーダー(77GHz帯の周波数に対応)、中距離用ミリ波レーダー(24GHz帯の周波数に対応)という3種類のセンサーで車両の周辺を監視する。

 ステレオカメラは、フロントウインドー上部の室内側に搭載する。長距離用レーダーはフロントグリル中央のエンブレム裏と後部バンパー中央の内部に合計2個、中距離用レーダーは前後バンパー左右の内部に合計4個装着する。ステレオカメラや長距離用レーダー、中距離用レーダーの数と搭載位置は、Sクラスと同じである(図2)。

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図2 センサーの搭載位置
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図2 センサーの搭載位置
予防安全システム「インテンリジェントドライブ」では、ステレオカメラと長距離用ミリ波レーダー(77GHz帯の周波数に対応)、中距離用ミリ波レーダー(24GHz帯の周波数に対応)という3種類のセンサーで車両の周辺を監視する。長距離レーダーは前後に1つずつ。中距離レーダーは4隅に1つずつ配置している。(a)フロントビュー。(b)リアビュー。(撮影:日経Automotive)