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 ホンダは2019年10月、小型ミニバン「フリード」を部分改良して発売した()。現行の3列シート車と2列シート車に、クロスオーバー車を追加した他、エンジンを改良してハイブリッド車(HEV)の燃費を改善した。同社の先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」を標準搭載し、後退時の誤発進抑制機能を追加して予防安全性能を高めた。

図 小型ミニバン「フリード」の部分改良車
図 小型ミニバン「フリード」の部分改良車
現行の3列シート車と2列シート車に、クロスオーバー車を追加した。(撮影:日経Automotive)
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 部分改良車のJC08モード燃費は28.0km/Lである。改良前は27.2km/Lだった。車両質量は改良後の方が30kg重いが、燃費は2.9%改善した。競合車であるトヨタ自動車の「シエンタ」(HEV)の28.8km/Lに迫る。

 部分改良したHEVは、排気量1.5Lの「i-VTEC」エンジンを使う1モーター式ハイブリッド機構「i-DCD」を搭載する。エンジンの型式は改良前と同じだが、(1)軽量化、(2)ノッキング(異常燃焼)の抑制、(3)フリクションの低減、(4)燃焼の改善、(5)熱損失の低減という5つの改良を加えた。