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 スズキは2022年8月、商用軽バンの新型「スペーシア ベース」を発売した。同社の軽自動車「スペーシア」シリーズでは「スペーシア」、「同カスタム」、「同ギア」に続く4車種目であり、同シリーズでは初の商用車となる。ここ数年、スズキの商用軽自動車のシェア(市場占有率)は下がってきている。スペーシア ベースを武器に同社は、商用軽市場で巻き返しを目指す。

 スズキの軽自動車には(1)仕事で使う軽キャブバン「エブリイ」、(2)日常使いが中心のスペーシア、(3)アウトドア・レジャー・遊び向けが中心の「エブリイワゴン」とスペーシア ギア─などがあるが、これらのジャンルを1台でカバーする車種がなかった。

 同社はこれらのジャンルをすべてカバーすることを目指して、スペーシア ベース(以下、新型車)を開発した(図1)。

図1 商用軽の新型「スペーシア ベース」
図1 商用軽の新型「スペーシア ベース」
スペーシアシリーズではスペーシア、同カスタム、同ギアに続く4車種目であり、同シリーズでは初の商用車となる。(写真:日経Automotive)
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 スズキ四輪商品第一部アシスタントCE の小黒雅史氏は新型車の開発に当たって、「乗用軽と商用軽の“良いところ取り”をした」と話す。(1)1~2人の利用が中心、(2)荷室の使い勝手を重視する、(3)車中泊やソロキャンプなど趣味にも使いたい─といった顧客をターゲットにした。