New Car Report
目次
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Audiの新型SUV「Q3」、予防安全で競合車に負けない
ドイツAudi(アウディ)は、8年ぶりに全面改良した小型SUV(多目的スポーツ車)「Q3」とクーペタイプの「同スポーツバック」を、2020年8月に日本で発売する。新型車が属するプレミアム小型SUV市場は、トヨタ自動車やドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)、スウェーデンVolvo(…
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トヨタの新型SUV「ハリアー」、透過光を制御するガラスルーフ採用
トヨタ自動車は2020年6月、7年ぶりに全面改良した中型SUV(多目的スポーツ車)「ハリアー」を日本で発売した。柔らかな光が差し込む車内空間を実現するため、前席から後席の頭上までを覆う調光ガラス製ルーフを搭載した。同ルーフを搭載するのは、トヨタ車として初めてである。
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ランドローバー「ディフェンダー」、ボディー刷新しAl合金モノコックに
英Jaguar Land Rover(ジャガー・ランドローバー、以下JLR)の日本法人は2020年6月、新型SUV(多目的スポーツ車)「ランドローバー・ディフェンダー」の5ドア仕様車を日本初披露した。
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新型軽「ルークス/eKスペース」、N-BOXの牙城に挑む
日産自動車と三菱自動車は2020年3月、超背高ワゴンタイプの新型軽自動車を発売した。日産は「ルークス/同ハイウェイスター」、三菱自は「eKスペース/同クロススペース」として販売する。背高ワゴンタイプの軽自動車「デイズ」や「eKワゴン」などと同様、日産が開発を主導し、三菱自が水島製作所(岡山県倉敷市…
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ホンダの新型セダン「アコード」、外観は基本的にグローバルで共通に
ホンダが日本で2020年2月に発売した新型セダン「アコード」。先代車までは、外観を市場によって変えていたが、10代目となる新型車では、外観は基本的にグローバルで共通とした。ただ、日本向けのアコードは、米国向けや中国向けとバンパーの翼状の張り出し部の形状が異なる。歩行者安全基準が少し厳しい日本に合わ…
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スズキの新型ハスラー、軽初の接着剤で静粛性高める
スズキが2020年1月に発売したSUV(多目的スポーツ車)タイプの新型軽自動車「ハスラー」は、ルーフパネル(屋根の板材)とルーフ・クロス・メンバーの接合に、減衰力が大きい“マスチック”接着剤を採用した。
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VWの小型SUV「T-Cross」 、ADASセンサーにカメラを追加
ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)の日本法人であるフォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は2019年11月、新型の小型SUV(多目的スポーツ車)「T-Cross」を発売した(図1)。300万円を切る低価格を武器に、国産SUVからの乗り換えユーザーを狙う。競合車に後れを取…
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ボルボのセダン「S60」、安全重視で国産車顧客を取り込む
スウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)の日本法人ボルボ・カー・ジャパン(以下、ボルボ)は2019年11月、8年ぶりに全面改良したセダンの「S60」を投入した。
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GMの「キャデラックXT6」、トヨタの高級ミニバンなどを追撃
米ゼネラル・モーターズ(General Motors:GM)は、3列シートの大型SUV(多目的スポーツ車)「キャデラックXT6」を2020年1月に日本で発売する。
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アウディの新型「A1」、低価格で若年層を拡充
ドイツ・アウディ(Audi)日本法人は2019年11月、8年ぶりに小型ハッチバックの「A1 Sportback」を全面改良した。「A1 Sportbackは、年間4000台の国内販売が目標だ」─。
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BMW「8シリーズ」4ドアクーペ、後輪操舵で旋回性能を向上
ドイツBMWが新たにラインアップに加えた新型の「8シリーズ」4ドアクーペ(グランクーペ)は、同社が掲げるプレミアムセグメント戦略の旗艦モデルとしての位置付けだ。最上位クラスに当たり、価格は最も安いグレードでも1152万円と1000万円を超える。
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ホンダの小型ミニバン「フリード」、HEV燃費改善で「シエンタ」に迫る
部分改良車のJC08モード燃費は28.0km/Lである。改良前は27.2km/Lだった。車両質量は改良後の方が30kg重いが、燃費は2.9%改善した。競合車であるトヨタ自動車の「シエンタ」(HEV)の28.8km/Lに迫る。
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“手放し運転”は見送り、FF化したBMWの新型「1シリーズ」
ドイツBMWの日本法人は2019年8月、小型ハッチバックの「1シリーズ」を全面改良し、発売した。1シリーズとしては、駆動方式にFF(前部エンジン・前輪駆動)を初採用したことが特徴だ。
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メルセデスのセダンで初のFF採用、ダイムラーの新型「Aクラス セダン」
メルセデス・ベンツ日本は2019年7月、ドイツ・ダイムラー(Daimler)の小型車「メルセデス・ベンツ Aクラス」のラインアップに、新たにセダンを加えた。AクラスのハッチバックやBクラスと同じプラットフォームを採用。駆動方式は、メルセデス・ベンツのセダンタイプでは初めてのFF(前部エンジン・前輪…
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日産自動車「スカイライン」、先進性のHEV、走り重視のエンジン車
日産自動車は2019年7月、大幅な部分改良を施した新型セダン「スカイライン」を発表した。発表前から進化版の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」の搭載を予告していたが、同技術を搭載したのはハイブリッド車(HEV)モデルのみ。ガソリンエンジンモデル(ガソリンモデル)では、同技術の採用はオプションも…
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吸気の整流フィンで応答性向上、レクサス「RC F」で初の手法
トヨタ自動車が2019年5月に部分改良した「レクサス」ブランドのスポーツカー「RC F」では、走行性能と応答性能の向上を目指し、様々な改良を施した。その1つのアプローチとして目を引くのが、外装部品で採用している整流フィン「エアロスタビライジングフィン」の採用と、主要部品の徹底的な軽量化だ。
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ステレオから3眼カメラに変更、BMWの新型「7シリーズ」
ドイツBMWの日本法人は、高級セダン「7シリーズ」を部分改良し、2019年6月に販売を開始した(図1)。従来のモデルで採用していたステレオカメラを3眼カメラに変更した他、ドライバーモニタリングカメラを搭載したのが特徴だ。
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SUVの最上位モデルを新設、BMWで最大車格の新型「X7」
ドイツBMWの日本法人は、新たにラインアップに加えた新型の高級SUV(多目的スポーツ車)「X7」を2019年6月に発売した。X7は同社SUVにおける最上位モデルの位置付けで、全長が5m超、ホイールベースが3m超といった大型のボディーが特徴。
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メルセデス・ベンツEQC、80kWhの電池で400km走行
メルセデス・ベンツ日本は2019年7月、ドイツ・ダイムラー(Daimler)の高級ブランド「メルセデス・ベンツ」としては日本初となる電気自動車(EV)「EQC」を発表した。同年10月以降に納車を予定する。通常仕様車となる「EQC 400 4MATIC」の日本での納車開始は2020年春ごろとなる見込…
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ダイムラーの新型「Bクラス」、ディーゼル比率は3~4割
独ダイムラー(Daimler)は2019年6月、全面改良した小型車「メルセデス・ベンツBクラス」を国内で発表した(図1)。Bクラスではディーゼルエンジンを初めて採用するのが特徴だ。