New Car Report
目次
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トヨタの「レクサスRX」、新型の配光可変ヘッドランプを採用
トヨタ自動車は2019年5月、部分改良した「レクサス」ブランドのSUV(多目的スポーツ車)「RX」を発表した(図1)。バンパーやグリルメッシュなどの意匠変更の他、ボディー剛性や利便性を向上させた。
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DaimlerのAクラスが一番乗り、20年のEU新排ガス規制に対応
欧州で新型車に対して2020年から施行予定の排ガス規制「Euro 6d」─。その路上試験「RDE(Real Driving Emissions)」(RDE Phase2)にディーゼル乗用車として世界で初めて対応した。
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トヨタ・BMW開発の「スープラ」、狙いは“ポルシェ”の走行性能
トヨタ自動車は2019年5月、新型の高性能スポーツ車「スープラ」を発売した。スープラの開発でチーフエンジニアを務めたトヨタGR開発統括部の多田哲哉氏は、ドイツ・ポルシェ(Porsche)の車両運動性能と肩を並べる高級スポーツカーを目指した。
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ボルボ「V60」の派生車、地上高を上げ、悪路を走りやすく
スウェーデン・ボルボ(Volvo)は2019年4月、中型ステーションワゴン「V60」の派生車「V60クロスカントリー(V60 Cross Country:V60 CC)」を日本で発売した。
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トヨタの海外向け「ハイエース」、ホイールベースを640mm拡大
トヨタ自動車は2019年2月、主力バン「ハイエース」の海外向け新モデルを東南アジア・フィリピンで発表した(図1、2)。バン専用の新プラットフォーム(PF)を適用し、従来よりも車両サイズを大きくした。
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ホンダの新型HEV「インサイト」、部分ホットスタンプを適用
ホンダは2018年12月、全面改良したハイブリッド車(HEV)「インサイト」を日本で発売した。「部分ホットスタンプ」と呼ぶ高張力鋼板の熱間プレス材をボディー骨格に多用して、衝突安全性を高めた。
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BMW「8シリーズクーペ」、センタートンネルにCFRP採用
ドイツBMWの日本法人は2018年11月、新型クーペ「8シリーズ」の国内販売を始めたと発表した。BMWとして初めてセンタートンネルにCFRP(炭素繊維強化樹脂)を採用し、長いホイールベースを持つクーペのスタイルを維持しながら、シャープな操縦安定性を実現した点が特徴だ。
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テスラ「モデル3」を日本初公開、OTAでドライブレコーダー追加
米テスラ(Tesla)の日本法人は2018年11月、小型セダンの電気自動車(EV)「モデル3」を日本で初公開した。モデル3は2016年3月に米国で受注を開始し、2017年7月から米国で納車が始まっていた。
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トヨタ「レクサスUX」、TNGA対応2.0Lエンジン搭載
トヨタ自動車は2018年11月末、クロスオーバー車「レクサスUX」を発表した。トヨタブランドの「プリウス」や「C-HR」「カローラ」と同じ、Cセグメント向けプラットフォーム「GA-C」を採用。
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FCAのSUV「ジープ・ラングラー」、2t超の車両を2.0Lエンジンで
欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の日本法人は、11年ぶりに全面改良したオフロードタイプのSUV(多目的スポーツ車)「ジープ・ラングラー」を2018年11月に発売する。外観デザインは先代から踏襲しながら、最大約53%の燃費改善や約90kgの軽量化を達成した。
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ホンダ「CR-V」が日本で復活、専用ターボで出力を高める
ホンダは全面改良した中型SUV(多目的スポーツ車)「CR-V」を、2年ぶりに日本市場に投入した。2018年8月に発売したガソリン車では、直噴ターボエンジンの過給機を改良して、最高出力と最大トルクを高めた。
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上級セダン「レクサスES」、「カムリ」ベースで上質仕上げ
トヨタ自動車は2018年10月下旬、上級セダン「レクサスES」を全面改良して発売した。7代目となる新型ESは「カムリ」と同じDセグメント向けFF(前部エンジン、前輪駆動)プラットフォーム「GA-K」を採用しつつ、剛性や走行性能などはレクサスの品質に仕上げた。
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ボルボ「V60」実用性重視に変更、PHEVを2種へ
ボルボ・カー・ジャパンは2018年9月、プラットフォームに中大型車向けの「SCALABLE PRODUCT ARCHITECTURE」(SPA)を採用して全面改良を施した新型ワゴン「V60」を発表した。
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BMW「X4」の操舵支援、並走車の接近でも作動可能
ドイツBMWの日本法人(ビー・エム・ダブリュー)は2018年9月、クーペタイプの中型SUV(多目的スポーツ車)「X4」を発売した。2014年の初代から、初の全面改良となる。側面衝突の危険性が高まった場合に、操舵介入によって衝突を回避する機能を採用した。
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トヨタの上級セダン「クラウン」、レクサス2車種のPFを合体
トヨタ自動車は2018年6月、上級セダン「クラウン」を全面改良して発売した。15代目となる新型車は、同社の世界共通の設計指針「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」に基づいて開発したFR(前部エンジン・後輪駆動)車用プラットフォーム(PF)を適用し、操縦安定性や走行性能を高めた…
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トヨタ「カローラスポーツ」、あえて摩擦を増やす逆転の発想
トヨタ自動車は2018年6月、新型ハッチバック「カローラスポーツ」を発売した。カローラシリーズのプラットフォーム(PF)を1種類に統一したことに加えて、全車に通信機を標準搭載した。
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ダイハツの「ミラトコット」、低燃費より三つの“安心”を重視
ダイハツ工業は2018年6月、新型軽自動車「ミラトコット」を発売した。「同イース」の派生車で、2018年2月に生産を終了した「同ココア」の後継車になる。
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スズキ「ジムニー」、20年売れ続けた車両を全面改良
スズキは2018年7月5日、新型の軽SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「ジムニー」と小型SUV「ジムニーシエラ」を発売した。20年という異例の長期にわたって先代を販売し続けたすえの全面改良だ。
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ダイムラーの新型SUV「Gクラス」、オフロード仕様車は単眼カメラ採用
ドイツ・ダイムラー(Daimler)は2018年6月、全面改良したオフロードタイプの新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「メルセデス・ベンツ Gクラス」を日本で発売した。悪路の走破性や角張った外観デザインといった従来の特徴を維持しながら、予防安全機能などを強化した。居住性を高めるため…
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ボルボの小型SUV「XC40」、上級車の安全性を低コストで実現
スウェーデン・ボルボ(Volvo)は2018年3月、新型の小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC40」を日本で発売した。小型車向けの新プラットフォームを適用してコストを抑え、最低価格を400万円以下に抑えた。