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三菱重工工作機械は工具(カッター)の寿命が短いというスカイビングの欠点を解消した「スーパースカイビングカッター(SSC)」を開発し、それに対応したスカイビング盤「MSS300」を発売した(図1)。これまでの「ピニオンスカイビングカッター(PSC)」とSSCの比較試験をした結果を紹介する。

図1 スーパースカイビング盤「MSS300」
図1 スーパースカイビング盤「MSS300」
カッターの寿命が短いというスカイビングの弱点を解消した。(出所:三菱重工工作機械)
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 三菱重工工作機械は、前号までに紹介したSSCに適したスカイビング盤「MSS300」を開発した1)

 テーブル軸の最高回転数は3000rpm、最大軸交差角は±30度、主軸の最高回転数は6000rpm、主軸モーターの出力は33kWである。対象ワークは直径300mmまで。乗用車用変速機の内歯車を1分以内にISO7級の精度で加工できる。このときのカッター寿命は1回の刃付けあたりワーク1200個以上と長い。最大でモジュール4.0の内歯車をISO5級の精度で加工できる注1)

注1)モジュールは歯の大きさを表す規格値で、単位はmm。