全4033文字
PR
[画像のクリックで拡大表示]
写真:ホンダ
写真:ホンダ
[画像のクリックで拡大表示]

市販車としてレベル3(アイズオフ)の自動運転機能を世界で初めて搭載したホンダの新型セダン「LEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Elite」(以下、レジェンド)。2021年3月、100台限定でリース販売を開始した。先進運転支援システム(ADAS)と呼ばれるレベル2までと違って、レベル3は条件付きだがれっきとした自動運転。そのレジェンドの概要を紹介する。

 ホンダが今回のレジェンドで実現したレベル3の自動運転機能は、高速道路の同一車線内における渋滞時の走行を対象としたものだ(図1)。作動すると、運転者は車両の周囲に絶えず目を光らせる必要がなくなり(アイズオフ)、カーナビゲーションシステム(ナビ)の画面でテレビ番組や動画コンテンツを視聴したり、ナビを操作したりできるようになる注1)

図1 市販車初のレベル3の自動運転機能を搭載したホンダの新型セダン「LEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Elite」
図1 市販車初のレベル3の自動運転機能を搭載したホンダの新型セダン「LEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Elite」
100台の限定生産。価格は1100万円(税込み)。(出所:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]
注1)レベル3の自動運転では、自動運転中に車両側から運転の交代を要請された場合、運転者は運転を引き継がなければならない。そのため、運転者は運転を引き継げる状態を維持することが法律でも求められている。従って、居眠りや飲酒など運転を引き継げなくなるような行為は認められない。後席に荷物を取りにいくなど、シートベルトを外したり座席から離れたりする行為も許容されない。