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開発・生産コストの増加を抑えながら、どこまでボディー性能を高められるか─。これが、現在の電気自動車(EV)ボディー開発の重点課題である。マツダの多目的スポーツ車(SUV)タイプの新型EVは、複数のパワートレーンに対応できる新プラットフォームを活用してコスト増加を抑えながら、ボディー骨格の強度と剛性を高めた。これにより、電池パックを衝突時の衝撃から守る。

写真:マツダ
写真:マツダ
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 世界の自動車メーカーは現在、「カーボンニュートラル(炭素中立)」などに対応するため、電気自動車(EV)の開発を加速させている。ただ現時点でEVは、多くの販売が見込みにくい。例えば、日産自動車の現行EV「リーフ」のグローバル累計販売台数は、初代の発売から10年後の20年12月に50万台となったが、単純平均するとグローバルの年間販売台数は5万台にとどまる注1)

注1)日産はリーフの先代車(初代)を10年12月に、現行車(2代目)を17年2月に発売した。

 ホンダが20年夏に欧州で、同年10月に日本で発売した新型EV「Honda e」の日本における年間販売計画は1000台。同社の小型車「フィット」の100分の1にすぎない注2)

注2)フィットの20年度(20年4月~21年3月)の販売台数(日本)は約9万3000台だった。