全4749文字
PR
(上)トヨタ自動車の新型EV「bZ4X」、(下)スバルの新型EV「ソルテラ」
(上)トヨタ自動車の新型EV「bZ4X」、(下)スバルの新型EV「ソルテラ」
写真:トヨタ自動車、スバル
[画像のクリックで拡大表示]

トヨタ自動車が、2022年5月12日に国内で発売した新型電気自動車(EV)「bZ4X」、およびその兄弟車であるSUBARU(スバル)の新型EV「ソルテラ」─。両車には、デンソー、アイシン、豊田自動織機、そしてデンソーやアイシンなどが共同出資するブルーイーネクサス(愛知県安城市)といったトヨタ系列の部品メーカーが新開発したEV用部品が数多く採用されている。そして、そこにはEVならではの要求を満たす様々な技術が盛り込まれていた。

 「1回の充電で走れる距離(以下、航続距離)が短い」「充電時間が長い」「電池の寿命が心配」─。価格が高いことや充電インフラの不足に加え、電気自動車(EV)の普及を妨げている要因だ。消費者にEVを受け入れてもらうには、こうした点を改善し、EVの実用性の向上につなげていかなければならない。デンソーは、この点に着目したEV用部品を開発し、「bZ4X」や「ソルテラ」の実用性向上に貢献した。